ジェンソン・バトン、ホンダサンクスデーでRAYBRIG NSX-GTラストラン「みんなに感謝している。本当に楽しかったよ!」

2019年11月10日(日)13時58分 AUTOSPORT web

 ツインリンクもてぎで行われているHonda Racing THANKS DAY 2019。SUPER GT Honda Grand Prixが開催され、今シーズン限りでスーパーGTを離れることが決まっているジェンソン・バトンがRAYBRIG NSX-GTでラストランを行った。


 2019年シーズンのスーパーGT GT500クラスを戦った5台に加えて、ダニール・クビアトと佐藤琢磨がドライブする99号車を加えた6台で争われたSUPER GT Honda Grand。前日に行われた抽選によってグリッドが決定し、99号車がポールポジション、Modulo Epson NSX-GTが2番手でフロントローに並んだ。山本尚貴/バトンの1号車は最後尾の6番手からのスタートとなった。


 ベルトラン・バゲットのドライブするKEIHIN NSX-GTまでの上位3台が並んで1コーナーに飛び込み、KEIHIN NSX-GTがトップに浮上。最後尾からスタートしたRAYBRIG NSX-GTもポジションを上げた。


 1周目を終えるとModulo Epson NSX-GT、ARTA NSX-GTがピットイン。さらにはRAYBRIG NSX-GTもピットに入り、ドライバーは山本からバトンへ。いよいよ日本でのラストランを迎えた。


 3周目を終えて99号車がピットに入り、佐藤からクビアトに交代。ただ初めてのドライバー交代には戸惑ったようで、走り出すまでには少々の時間を要した。また走り出す際にはなかなかエンジンがかからずタイムロスが生じてしまったが、無事にコースへ出ていった。


 スタートからトップを走行していたKEIHIN NSX-GTは6周目にタイヤ交換とドライバー交代を行い、塚越広大がトップのままコースへ復帰。バトンのRAYBRIG NSX-GTは追い上げを見せるも追いつかず、KEIHIN NSX-GTがトップチェッカーを受けた。バトンは日本でのラストランを2位で締めくくり、初めてNSX-GTでレースを走ったクビアトは6位でレースを終えた。


 レース後、バトンは「みなさんに感謝している。久しぶりに走ったけれど、これが最後になる」と語った。


「山本選手とは2年間良い時間を過ごすことができて、TEAM KUNIMITSUのみんなにも感謝している。しばらく離れることになるので、この場を借りて皆さんにありがとうと伝えたい。でもすぐにデモランやレースをしたいと思うだろう。もっと頑張りたかったけれど、本当に楽しかったよ」

RAYBRIG NSX-GTをドライブするジェンソン・バトンと山本尚貴


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