「先制点のハイライトはクボのマジック」CLベンフィカ戦でも久保が得点の起点に!相手国メディアも脱帽「ベンフィカはみているだけだった」

2023年11月10日(金)17時0分 ココカラネクスト

CLでも存在感を放った久保への評価は高まるばかりだ(C)Getty Images

 久保建英の所属するレアル・ソシエダは現地時間11月8日(日本時間9日)、チャンピオンズ・リーグ(CL)第4節で、ベンフィカとのホームゲームを3-1で勝利し、今大会3勝目を挙げた。この日の結果により、レアル・ソシエダの決勝トーナメント進出が決定した。

 このゲームまで3連敗を喫していたベンフィカに対し、レアル・ソシエダは前半で3度、ゴールネットを揺らし、勢いの違いを見せつけた。そして先制点は、この日も右ウイングでスタメン出場した久保建英がチャンスを作った。

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 前半6分、敵陣右サイド深い位置でボールを受けた久保はディフェンスと対峙しながらも、縦への突破を試みる。相手プレーヤーがついていくも、久保がゴールライン際からボールを折り返し、ベンフィカの3選手の隙間を抜くパスを味方に通した。そこからボールを繋ぎ、最後はMFミケル・メリノがヘディングでゴールに押し込んだ。

 この先制点から5分後にはFWミケル・オヤルサバルが、さらに21分にもFWアンデル・バレネチェアが追加点を奪い、3-0とリードを広げている。3点目も久保の相手プレーヤーを引きつけてからのパスが起点となっている。

 ベンフィカも後半開始早々に1点を返すも、その後は両チーム得点が無いまま試合が進んだ。久保は後半25分までプレーし、ピッチを後にしている。2得点に絡む活躍をみせ、初のCLでの3連勝、そして決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

 このゲーム、先制点に繋がるプレーなど前半の久保の動きは高く評価されている。スペインメディア『ABC.es』ではレアル・ソシエダの最初のゴールを「この動きの本当のハイライトは、ベンフィカのディフェンスを動揺させる鍵となったクボのマジックだった」と振り返っている。

 その上で、好機を演出した序盤でのドリブルを「この日本の才能は3人の相手をかわしながら誘い出し、まるでトリックスターのように好奇心旺盛なディフェンス複数人からボールを隠し、バレネチェアに絶妙なパスを出した」と評した。

 また、ポルトガルスポーツサイト『Tribuna Expresso』は自国クラブの前半の3失点に落胆の色を隠せない様子。前半途中までで3点を奪われたことで「この30分間、ベンフィカはレアルの選手たちが簡単にボールに触れ、サイドを変えるなど、タケフサ・クボの才能とマルティン・スビメンディが攻撃を操っている様子をただみているだけだった」と綴っている。

 レアル・ソシエダの3得点はいずれも、右サイドの攻撃から生まれている。そして、個人技で何度も相手を翻弄した背番号14の姿が強く印象に残るゲームとなった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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