B1リーグ・シーホース三河、ホームでの川崎との激戦を制し、CS進出マジックを「1」に減らす

2025年4月24日(木)10時42分 ココカラネクスト

 シーホース三河は4月23日(水)、ホームのウィングアリーナ刈谷でCS進出マジック「2」で迎え、川崎ブレイブサンダースとのナイトゲームを行なった。

序盤から一進一退の我慢比べが続いたが、角野が要所で3Pシュートを決めるなど粘り強く戦い、オーバータイムに突入。最後はエース・西田(優)が得点&アシストで試合を決め、105-101で勝利。マジックを「1」に減らした。

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—試合結果—
2025年4月23日(水)
三河 〇 105 – 101 ● 川崎
(三河通算成績 37勝19敗)

1Q 三河 21–24 川崎

川崎の外国籍選手に手を焼くも、オーガストが制空権を握って対抗

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#54ガードナーのアシストで#13須田がオープン3Pシュートを決める幸先の良いスタートを切る。川崎#25アレンの3Pシュート、ファストブレイクの連続得点でリードを許すが、#19西田(優)のカットイン、ファストブレイクの連続得点で主導権を渡さない。

#0オーガストが制空権を掌握。オフェンスリバウンドからバスケットカウントをもぎ取ると、#11久保田との豪快なコンビプレーで連続得点して会場を沸かせるも、川崎#24ジョンソンの個人技から立て続けに失点して逆転される。

さらに川崎#25アレン、#2小針に連続3Pシュートを浴びて17-24と7点のビハインドを背負うが、粘り強いディフェンスから#18角野がファストブレイクで加点。ブザーと同時に#10レイマンがレイアップを決めて、3点差に追い上げて最初の10分を終えた。

2Q 三河 40–41 川崎 (三河 19–17 川崎)

角野の連続得点で逆転。その後は一進一退のクロスゲームに突入

スタートは、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#54ガードナー。

川崎#24ジョンソンのアタックに手を焼くも、#54ガードナーがパワーで押し込み、続くポゼッションでも#54ガードナーがパスカットからワンマン速攻に持ち込んで対抗する。さらに#18角野が連続で3Pシュートを射抜いて31-30と試合をひっくり返す。

川崎も譲らず、#33長谷川のカットイン、#7篠山の3Pシュートで先行されては、三河が#0オーガストの連続得点、#19西田(優)のフリースローなどで追いつくクロスゲームが続き、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

3Q 三河 72–68 川崎 (三河 32–27 川崎)

ワンポゼッション差の我慢比べが続くも、角野の連続3Pシュートで4点リード

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#19西田(優)のドライブ、#13須田のカットインで先行するが、その度に川崎#25 アレンに返上される我慢比べの展開に。#54ガードナーの3Pシュート、#0オーガストの合わせで得点を重ねるが、オフェンスリバウンドから川崎#11米須の3Pシュートで49-49の同点に追いつかれる。すぐに#19西田(優)が3Pシュートを決め返すが、 川崎#11米須、#12野﨑の連続3Pシュートで逆転されてしまう。

ワンポゼッション差ながら追いかける展開が続く中、#19西田(優)、#10レイマンが立て続けに3Pシュートを射抜いてリードを得るも、川崎#33長谷川の3Pシュート、#25アレンの連続得点で2ポゼッションのリードを作られる。

#7長野と#32シェーファーの2メンゲームで押し返すと、残り43秒に#7長野がもぎ取ったオフェンスリバウンドを#18角野が3Pシュートで仕留めて逆転。さらに終了間際に#18角野が再び3Pシュートを射抜くと、アリーナ中のブースターが両手を突き上げて歓喜に沸いた。

4Q 三河 91–91 川崎 (三河 19–23 川崎)

終盤川崎の猛追を浴びて追いつかれ、オーバータイムに突入

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。

川崎#45山内に先制されるが、#0オーガストがフリースロー、ダンクと6連続得点をマークして78-73とリードを広げる。

川崎#12野﨑の連続得点で1点差に肉薄されるが、慌てることなくチームでボールをシェアし、#16西田(公)のパスに#10レイマンがゴール下で合わせてリードを渡さない。

1点リードで迎えたオフィシャルタイムアウト明け、#10レイマンの3Pシュートで流れを傾けると、残り3分半に#10レイマンのスティールから#18角野が3Pシュートを決めて再びアリーナを揺らす。

しかしタイムアウトで息を吹き返した川崎に、2分弱の間に9-0のランの猛追を浴びて、残り2分に86-88と逆転されてしまう。

#54ガードナーのリバウンドで追いつくと、序盤から苦しめられてきた川崎#24ジョンソンのアタックを止め、そこからファストブレイクに転じて#10レイマンが3Pシュートを射抜いて3点リードするが、川崎#24ジョンソンに3Pシュートを決められ、91-91の同点でオーバータイムに突入した。

OT1 三河 105–101 川崎 (三河 14–10 川崎)

最後はエース・西田(優)が6得点1アシストと試合を決める

スタートは、#7長野、#10レイマン、#19西田(優)、#32シェーファー、#54ガードナー。

#10レイマンのダンクで先制。川崎に圧をかけられてボールを失いかけるも#7長野がルーズボールに飛び込み、それを#19西田(優)がバスケットカウントで得点につなげる。その1分後にも粘り強いディフェンスで相手のミスを誘い、#19西田(優)がディープ3Pシュートを射抜いて99-92と7点のリードを作る。

しかし簡単には終わらない。川崎#24ジョンソンに連続得点を奪われ、残り2分に#11米須の3Pシュートで試合を振り出しに戻される。

それでも崩れることなく、残り39秒に#19西田(優)とのコンビプレーで#54ガードナーがフリースローを獲得して101-99と2点リードすると、ファウルゲームで追いすがる川崎に対して、#11久保田がフリースローをしっかりと決めてリードを4点に広げ、最終スコア105-101で激戦を制した。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

川崎さんが本当に素晴らしいプレーをされたと思っています。

スカウティングを担当してくれた松浦VC・津谷VCから”最近の試合がとても良い内容”と聞いていましたが、その通りのプレーをされていたと思います。川崎さんのHCがご病気ということですが、HC代理の勝久コーチがしっかりと良いチームを引き継がれていると感じました。

最終的に勝利を手繰り寄せることができて良かったと思います。

ココカラネクスト

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