サービスパークはいいぞ。ラリージャパン2023開幕前日の雰囲気をお届け/WRC写真日記

2023年11月15日(水)20時4分 AUTOSPORT web

 いよいよ11月16日(木)から競技が始まるWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』。すでに設営やレッキが行われ、サービスパークが置かれる豊田スタジアム周辺はすでにラリーモード。15日(水)に現地入りした編集部員が開幕前日の雰囲気をお届けします。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



やってきましたラリージャパン2023。新東名の渋滞はなく比較的スムーズに現地入りした編集部員も拠点となる豊田スタジアムに到着です。ちと駐車場が遠いのが難点ですが、豊田大橋には昨年はなかったフラッグが置かれムードを高めてくれます。



今年はメディア駐車場が少し離れにあるということもあり、先に豊田市駅方面を探索しました。豊田大橋から駅方面にはこういったラリーカーが描かれたデザインマンホール蓋が至る場所にあるので、ぜひ探してみて下さい。



さらに豊田市駅方面に向かうと、道路横の柵にはラリージャパンの横断幕が取り付けられています。



もちろん道路に面する建物にもWRC、ラリージャパン、ラリーカーが描かれています。街全体がラリージャパンを歓迎してくれているように感じますね。



豊田市駅に到着すると大きなフォーラムエイト・ラリージャパンのモニュメントが歓迎してくれます。こちらはお昼に撮影しましたが、夜にはライトアップが行われるようです。



こちらがラリージャパンの本拠地とも言えるサービスパークが設置される豊田スタジアムです。15日(水)午前中の段階ではまだまだ設営が行われています。



メディア受付前にラリージャパン2023の目玉でもあるスーパーSSが行われる豊田スタジアム内部の特設コースをチラ見。少しテスト走行が行われていましたが、スキール音も相まってなかなの迫力です。



無事にメディア受付を行ってパスをもらった後はサービスパークへ。お客さんがいないサービスパークは見放題ではあるものの、どこか寂しさを感じます。



各チームのサービスパークでは、明日のシェイクダウンに向けて整備が行われています。こちらはヒョンデ・シェル・モビスWRT。



Mスポーツ・フォードWRTのメカニックはマシンの下部に潜ってメンテナンス。



ラリージャパンはホームラリーとなるTOYOTA GAZOO Racing WRT。まだシェイクダウン前ということで和やかな雰囲気で作業が進んでいました。



TOYOTA GAZOO Racing WRTのサービスパーク横には選手がレッキと呼ばれるコースチェックの際に使用するトヨタGRヤリスが置かれています。



レッキ用GRヤリスのリヤには『TGR-WRT』のロゴが入れられていました。さり気ないロゴがかっこいいですね。



こちらはカッレ・ロバンペラ選手のGRヤリスですが、右リヤに擦ったような傷が……。チャンピオンはレッキでも攻めているようですな。



そんなこんなでTOYOTA GAZOO Racing WRTのサービスパークをうろついていたら、GRヤリスが1台戻ってきました。降りてきたのはセバスチャン・オジェ選手! 『ハ〜イ!』と挨拶をいただきました。



サービスパーク前にはヤリ-マティ・ラトバラ代表も出てきました。こちらも素晴らしいスマイルをいただきました。



ふとTOYOTA GAZOO Racing WRTのホスピタリティを覗くと日本のお菓子がズラリ。なにやら湖池屋さんとコラボレーションしているようなので、気になった方はぜひチェックを。



コースチェックのレッキは15日までということで、GRヤリスたちは清掃とステッカー剥がしなどが行われていました。



清掃のお邪魔にならないようにレッキ用GRヤリスの内装を激写。思っていたよりもいろいろな装備が満載されていて驚きです。



リヤハッチ内にはスペアタイヤが左右に2本積まれています。ヘッドセットやジャッキも搭載されていますね。



そろそろ戻ろうかと思ったら、なにやら記念撮影をしていたので再びTGR WRTのサービスパーク前へ。こちらは宝タクシーさんとTOYOTA GAZOO Racing WRTがコラボしたスペシャルラッピングタクシー。19(日)まで名古屋市内を走行しているようですので、ぜひお探しを。



まだ競技前日ということで勝田貴元選手、エルフィン・エバンス選手、カッレ・ロバンペラ選手も笑顔。和気あいあいとした雰囲気です。



選手との記念撮影終了後にはデピュティ・テクニカルディレクターを務める近藤慶一氏がラッピングタクシーとの撮影。ですがチームの外国人フォトグラファーが『並んで並んで!』みたいに言って撮影していたので、近藤氏は『なんでこんなことに?』と若干の苦笑いでした。



ラリー2のサービスパークに移動すると、日本のクルマファンにはおなじみ『藤原とうふ店(自家用)』と描かれたニコライ・グリアジン選手のシュコダ・ファビアRSラリー2がいました。



こちらはスピードスケート元金メダリストの清水宏保選手のサービスパーク。なにやらマッチョな緑男が鎮座していました。



日本のモータースポーツファンにおなじみのヘイキ・コバライネン選手。カメラを向けたらこちらも良いスマイルをしてくれました。



ラリー2のサービスパークを歩いていたら後ろから“ヴォンヴォン”と勢い良いマシンが近づいてきました。振り返ると国沢光宏さんがステアリングを握るルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)・ラリー5でした。



豊田スタジアムの西イベント広場ではオフィシャルグッズのブースがあります。日本のグッズ類は珍しいのかヒョンデのスタッフさんがスマホで撮影してらっしゃいました。



夕方には豊田市駅前の東口まちなか広場で『ENJOY! Rally Fan Meeting in Toyota City』と題されたトークショー&サイン会イベントが開催されました。こちらは駅前の公道を移動するフォードのマシン。



記事でもお届けしましたが、これだけの現役ラリードライバーが一同に集まることはないのではというくらいの豪華なイベントになりました。お客さんも多く集まり、選手たちも楽しそうにサインをしていましたね。



というわけで、なんだかんだボリューミーな内容でお届けしたラリージャパン2023の写真日記。初日の様子はこのあたりで終了したいと思います。いよいよ明日から走行が始まりますが、今年はどんなラリーになるか楽しみですね。では、また明日!

AUTOSPORT web

「WRC」をもっと詳しく

「WRC」のニュース

「WRC」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ