勝田貴元が3番手タイの好発進。ラリージャパン連覇を狙うヌービルがシェイクダウン最速に

2023年11月16日(木)13時50分 AUTOSPORT web

 11月16日、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』のシェイクダウンが行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組(ヒョンデi20 Nラリー1)が最速タイムをマークした。


 2023年シーズン最終戦ラリージャパンの競技初日は、朝のシェイクダウンからスタート。定刻9時01分より愛知県豊田市の鞍ヶ池公園に設けられた全長2.75kmのテストコースで、今夜から始まる“本番”に向けた最初の走行が行われた。


 清々しい秋晴れのもと気温10度ほどのドライコンディションで実施されたテストランの1走目では、前戦セントラル・ヨーロピアン・ラリーでシリーズ2連覇を決めた若き“フライング・フィン”、カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が2分07秒4を刻み、これが暫定ベストに。


 23歳の王者は2走目で2分04秒7とタイムを伸ばしたが、最終的には4走目で2分03秒0をマークしたヌービルが全体最速。1.4秒遅れてトヨタのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)が続き、そこからコンマ2秒差で僚友のセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)と勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)が同タイムで並んだ。さらにロバンペラが5番手につけたため、トヨタ勢が2番手からずらりと並ぶかたちとなっている。


 6番手はこのシェイクダウン後に来季2024年のチーム残留が発表された、エサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)でタイムは2分04秒9。トップタイムを記録したチームメイトから1.9秒遅れた。


 ダニ・ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1)は僚友からコンマ1秒差の7番手。約1年ぶりの“ラリー1復帰”となるアドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1)と同タイムだった。


 9番手にはオット・タナク(フォード・プーマ・ラリー1)が入り、トップ10リザルトの最後はWRC2チャンピオンのアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビアRSラリー2)が入っている。


 豊田市を中心に開催されるWRC最終戦ラリージャパンは、このあと17時から豊田スタジアム内でセレモニアルスタートが行われ、19時05分より“オープニングステージ”となる豊田スタジアムSSSで戦いの火蓋が切られる。

木曜朝のシェイクダウンを3番手タイで終えた勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第13戦ラリージャパン

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