Moto2、Moto3クラスの予選方式が2019年から変更。公式予選1、2システムを採用

2018年11月20日(火)21時32分 AUTOSPORT web

 国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は11月19日、2019年シーズンのMoto2クラス、Moto3クラスにおける予選方式の変更を発表した。両クラスともMotoGPクラス同様、公式予選1(Q1)、公式予選2(Q2)に分けて行われる。


 新しい予選方式はチームとの協議の末、決定された。Moto3では多くのライダーがスロー走行をしてほかのライダーの後ろにつくタイミングを図っていること、Moto2においては予選序盤の方がファステストラップが記録されることが多いことを受けたものだ。


 新しいMoto2、Moto3の予選方式は現状のMotoGPクラスのそれに近く、ファンにわかりやすくなるとともに、若いライダーにとって最高峰クラス参戦に向けた準備となることも期待されている。今回の決定により、MotoGPの全クラスが同様の予選方式となった。


 金曜日にフリー走行1回目、2回目、土曜日にフリー走行3回目がそれぞれ40分間で行われることに変わりはないが、Moto2クラスのフリー走行の時間はこれまでより5分短縮されている。


 また、Q2に進出できるのは、3回行われるフリー走行の総合順位の上位14名のライダー。総合15番手以下のライダーはQ1から予選順位を争い、Q1のなかでトップ4がQ2に進出できる。この人数はMotoGPクラスとは違う部分だ。


 Q1、Q2ともに予選時間は15分。Q1からQ2に進出した4名のライダーはリヤタイヤのソフトを1本、追加で使用することが許される。


 なお、この予選方式の変更により、日曜日の決勝レースにおけるスケジュール変更はない。


 以下、金曜日、土曜日の新しいタイムスケジュール。


FRIDAY
09:00 – 09:40 Moto3 Free Practice 1
09:55 – 10:40 MotoGP Free Practice 1
10:55 – 11:35 Moto2 Free Practice 1
13:15 – 13:55 Moto3 Free Practice 2
14:10 – 14:55 MotoGP Free Practice 2
15:10 – 15:50 Moto2 Free Practice 2


SATURDAY
09:00 – 09:40 Moto3 Free Practice 3
09:55 – 10:40 MotoGP Free Practice 3
10:55 – 11:35 Moto2 Free Practice 3
12:35 – 12:50 Moto3 Qualifying 1
13:00 – 13:15 Moto3 Qualifying 2
13:30 – 14:00 MotoGP Free Practice 4
14:10 – 14:25 MotoGP Qualifying 1
14:35 – 14:50 MotoGP Qualifying 2
15:05 – 15:20 Moto2 Qualifying 1
15:30 – 15:45 Moto2 Qualifying 2


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