FIA/WRCがラリージャパンのSS12キャンセル理由を説明「許可されていない車両が進入し、スタートラインを塞いだ」
2024年11月23日（土）13時5分 AUTOSPORT web
11月23日（土）、日本の愛知・岐阜で行われている2024WRC世界ラリー選手権の第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』は、デイ3を迎え、10時16分よりスペシャルステージ（SS）12『恵那1』が行われていた。
しかし、7番目出走のエルフィン・エバンス（トヨタGRヤリス・ラリー1）がコースインできず、ステージは6番目のアドリアン・フルモー（フォード・プーマ・ラリー1）が完走した時点で赤旗中断となり、キャンセルとなった。
そのため、エバンス以降の全クルーは別のルートでタイヤフィッティングゾーンへと向かい、SS12のタイムについては、ノーショナル（想定）タイムが与えられる。
このノーショナルタイムは、ステージが途中でキャンセルとなった場合にレーシングスピードでコースを通過することができなかったクルーに対して、競技長が状況に応じて決定するもので、今回エバンス以降のラリー1クルーには、SS15以降にタイムが配布される模様だ。
FIAは、次のようにステージのキャンセル理由を説明している。
「SS12で許可されていない車両が侵入し、スタートラインを塞ぎました」
「ステージは再開されず、全クルーは別のルートでタイヤフィッティングゾーンに向かいます。これでフォーラムエイト・ラリージャパン2024の今朝のセッションは終了になります」
「午後にはラリーが再開され、現地時間13時に笠置山の2回目のステージは始まります」
「SS12に出場しなかったドライバー全員に、後日、ノーショナルタイムが配布されます」
WRC公式放送ではスタートを控えたエバンスのオンボード映像にて、コースを塞ぐかたちで停止している普通車の姿が映し出されていたが、詳しい事情については不明だ。
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