【日本ハム】来季は投手王国に!?山崎福也の加入により注目されるし烈な先発争いとは

2023年11月26日(日)11時0分 ココカラネクスト

新庄監督も山崎福也獲得に喜びを現している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本ハムは11月25日、オリックスから国内FA権を行使した山崎福也投手の獲得を発表した。

 ソフトバンク、巨人、ヤクルト、DeNA、オリックスとの争奪戦の末、見事に射止めることに成功し、球団としてはFA権を行使した投手の獲得は初めてとなった。

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 山崎は今季23試合に先発し、シーズン通してローテーションを守り抜いただけでなく、11勝をマークするなど、チームのリーグ3連覇に大きく貢献した。

 2年連続最下位に沈む日本ハムにとって、来季の巻き返しを図るためには先発投手陣の強化は大事なポイントとされており、山崎の獲得が吉報となったことは間違いないだろう。

 第一はすでに今季の開幕投手も務めた加藤貴之投手が残留を表明していることもある。

 上沢直之投手がポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指していることもあり、加藤の残留はこの上ない”補強”となっていた。

 さらに日本ハムは異例となるFA戦線にも参戦、山崎の獲得に見事に成功したのだ。

 この補強により、新庄剛志監督が明らかにした来季の開幕投手・伊藤大海投手に加え、先のアジアチャンピオンシップでも中継ぎとしても適性を見せた根本悠楓投手、シーズン中盤以降ローテーションの一角を担い、成長を示した上原健太投手。さらには今年先発としてともに6勝をマークした北山亘基投手、鈴木健矢投手など他球団もうらやむラインアップがそろうことに。ほかにもルーキーながら安定したピッチングを披露し、将来が期待される金村尚真投手など、先発争いが一気に激しくなってきたのだ。

 これにはファンからもSNS上で「日ハムの先発陣最強すぎる」など、期待の声が多くあがっている。

 また左投手は加藤貴、上原、根本が揃っており、そこに経験豊富な山崎が加わることにより、左投手陣の厚みが増し、投手陣全体を見ても大きくプラスに働くことは間違いない。

 来季が就任3年目となり、勝負の年となる新庄監督にとっても、今回の補強はまた一つ目指す優勝へ向けた重要な要素となっただろう。

 先発投手陣にとっては、ローテーション争いの激化により、厳しい環境で戦うことにはなるが、それによりチーム全体の底上げとなることを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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