横浜FMが仁川ユナイテッドに敗戦で首位陥落…グループステージ突破に暗雲

2023年11月28日(火)21時1分 サッカーキング

仁川ユナイテッド対横浜FM [写真]=Getty Images

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループG第5節が28日に行われ、仁川ユナイテッド(韓国)と横浜F・マリノス(日本)が対戦した。

 横浜FMはここまで3勝1敗でグループ首位に立っており、一方の仁川ユナイテッドは2勝2敗の勝ち点「6」でグループ3位につけている。試合は横浜FMと仁川ユナイテッドが互いにチャンスを作り出し、一進一退の攻防に。すると、ホームの仁川ユナイテッドが先制に成功する。11分、パク・スンホが左サイドのスペースへ大きく蹴り込み、キム・ボソプが収めてドリブルで持ち上がると、ペナルティエリア左からマイナスの角度へクロスを供給。このクロスを受けたチョン・ソンフンがシュートを放ち、相手GKに防がれてこぼれたボールにホン・シフが反応して右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 1点を追うこととなった横浜FMは34分、エウベルがペナルティエリア手前の左から中央へカットインして強烈なミドルシュートを放つ。しかし、このシュートは相手GKに阻まれ、得点には至らなかった。

 続けてその5分後、横浜FMはペナルティアーク付近でFKのチャンスを得ると、キッカーの松原健はボールを短く動かし、吉尾海夏が左足を振り抜く。しかし、放たれたシュートはクロスバーに阻まれた。前半はこのまま終了し、仁川ユナイテッドが1点リードで試合を折り返した。

 迎えた後半、開始早々の49分に仁川ユナイテッドがチャンスを迎える。左CKを得ると、キッカーはショートコーナーを選択し、キム・ボソプとのパス交換からグラウンダーのパスを供給。ボールはゴール前ではなくペナルティアーク寄りに向かい、チェウ・ジンがフリーの状態でシュートを放つ。しかし、シュートは枠を捉えることができなかった。

 チャンスを逃した仁川ユナイテッドがだったが、68分、高い位置でプレスを掛けてボールを奪うと、この流れで速攻を展開。キム・ドヒョクがペナルティエリア右へ縦パスを送り、さらにこのボールを受けたキム・ボソプがクロスを供給。このクロスにゴール前に走り込んだエルナンデス・ロドリゲスが合わせてボールをゴールに押し込み、リードを2点に広げた。

 2点ビハインドとなった横浜FMだったが、83分、右CKのチャンスを得ると、キッカーは左足でクロスを供給。このクロスにニアサイドでエドゥアルドが頭で合わせ、ボールを中央へそらす。すると、このボールにエウベルがゴール前で反応し、バックステップしながら頭で押し込み、1点を返した。

 1点差に詰め寄った横浜FMは、その後も反撃に出るも及ばず。試合はこのまま終了し、横浜FMは今大会仁川ユナイテッドを相手に連敗。グループステージ突破に向けて痛恨の敗戦となった。

 次節は12月13日に行われ、ホームで山東泰山を迎え撃つ。

【スコア】
仁川ユナイテッド 2−1 横浜F・マリノス

【得点者】
1−0 8分 ホン・シフ(仁川ユナイテッド)
2−0 68分 エルナンデス・ロドリゲス(仁川ユナイテッド)
2−1 83分 エウベル(横浜FM)

サッカーキング

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