1G1AでEL2勝目を呼び込んだ久保建英 圧巻プレーを地元メディアも激賞「革命を率いた」

2024年11月30日(土)7時30分 ココカラネクスト

久保は「マラドーナさながらのゴール」と評されたゴラッソでチームを勝利に導いた(C)Getty Images

 別格の存在感を示し、チームに白星をもたらした。

 レアル・ソシエダの久保建英が現地時間11月28日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第5節、本拠地でのアヤックス戦にスタメン出場。1ゴール1アシストを記録し、2-0の勝利に大きく貢献した。

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 0-0で進んだゲームは67分、久保のラストパスにより最初のゴールが生まれている。右サイドからPA内深い位置に侵入しボールを受けた久保が、反対サイドへと折り返すと、アンデル・バレネチェアがこれを押し込んだ。

 85分には、久保が独特のリズムのドリブルでゴールに迫り、相手ディフェンス4人に囲まれながら左足でシュート。GKの指先をかすめたボールはカーブを描き、ゴール左隅に吹い込まれた。この驚異的なプレーでリードを広げたレアル・ソシエダがそのまま逃げ切り、オランダの名門を撃破。久保の圧巻のパフォーマンスが、今大会2勝目を呼び込むこととなった。

 もちろん、スペイン国内では久保の活躍が大きく報じられている。クラブの地元メディア『Noticias de Gipuzkoa』では、前半はレアル・ソシエダが押し込まれたと振り返りながら、「試合展開が厳しい状況に陥る中、タケフサ・クボが救いの手を差し伸べたのだ」などと伝えている。

 同メディアは、久保に対し「彼は必ずしも毎試合、圧倒的な輝きを放つわけではないが、意外なタイミングで“魔法のランプ”をこすり、試合を決定づける2ゴールを生み出すことができる」などと評価。

 さらに、「レアルにとって重要な勝利」と試合結果を称えながら、「最高の選手がピッチにいることで試合が簡単になる。そしてクボは間違いなくその最高の選手であり、チームに差を生み出す存在だ。アシストとゴールを記録し、レアル・ソシエダのスターとして君臨。再びヨーロッパの強豪を屈服させた」などと綴っている。

 他にも、スポーツサイト『MUNDODE PORTIVO』も日本人MFを絶賛する。「前半は精彩を欠いていた。しかし、後半の革命を率いたのは彼だった。45分間でスターの実力を見せつけた」と久保の貢献度を強調。また、「止まることなく突破を繰り返し、バレネチェアにゴールをプレゼントし、4人の守備陣の間を抜けるマラドーナさながらのゴールを決めた」として、得点に結びついた個人技を評している。

 群を抜くテクニックとともに、試合を決める勝負強さも見せつけた久保。今後も、各国の強豪を相手にどんなプレーをみせるか、期待は膨らむばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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