かつては守護神も経験 日本Sにも登板した防御率「1.71」DeNA助っ人右腕の去就は? 争奪戦の可能性も

2024年11月30日(土)18時7分 ココカラネクスト

ウェンデルケンは昨季、守護神も務めた(C)産経新聞社

 シーズン3位から日本一を勝ち取ったDeNAは30日に横浜で日本一パレードを行った。

 JB・ウェンデルケンが自身のSNSを更新。退団を示唆するコメントを掲載し、注目されている。

【関連記事】「取り組み方が甘い」——日本Sで出場機会ゼロ “ハマの黄金ルーキー”度会隆輝に飛んだ、元首位打者の厳しき言葉【独占】

 ウェンデルケンは自身のインスタグラムを更新。その中で「ベイスターズファンへ 横浜で、ぶれることのない応援と、忘れられない思い出をありがとう。私はフィールドで全てを出したし、みなさんの愛を常に大事にしていきます」とした上で、続けて「この旅は思いがけない終わりを迎えるけれど、次に何が起きるか楽しみにしているよ。みなさんに多大なる敬意を」と記している。

 2023シーズンからチームに加入した助っ人右腕は同シーズンは61登板で2勝2敗3セーブ、33ホールド、防御率1.66と勝ちパターンの一角を占め、シーズン終盤の9月には守護神を任されるなど、指揮官からの信頼も厚かった。

 2シーズン目となった今季は右ひじの炎症で4月に離脱するも、28登板で1勝1敗16ホールド、防御率1.71の成績を残し、ソフトバンクと戦った日本シリーズ第4戦(みずほペイペイ)でも、5点リードの9回から登板すると、中軸の山川穂高、近藤健介を連続空振り三振に仕留めると、最後は今宮健太を遊ゴロに打ち取り、1回を2奪三振無失点。存在感を示していた。

 「横浜を第2の故郷」とまで愛した助っ人の意味深メッセージにはファンの間からも「本当に悲しい」「あなたのことを絶対に忘れません」と波紋が拡がっている。

 一方、今季はコンディション不良がありながらも、試合に出ればしっかりとしたパフォーマンスを示し、昨年は守護神を務めた経験もある右腕が市場に出るとなれば、興味を示す球団も出てきそうだ。

 勝ちパターンを務められる安定した救援右腕はどの球団も求めるピースとあって、年俸などの折り合いもあるが、去就が注目される。
 
 果たして来季も日本球界で腕を振る姿が見られるか。今後も動向が話題を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「登板」をもっと詳しく

タグ

「登板」のニュース

「登板」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ