横浜FM、川崎破り6連勝! 15年ぶりVかけて最終節、FC東京との直接対決へ

2019年11月30日(土)15時57分 サッカーキング

横浜F・マリノスは川崎を下して6連勝。優勝の行方は最終節へと持ち越された [写真]=金田慎平

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 明治安田生命J1リーグ第33節が30日に行われ、横浜F・マリノスはアウェイで川崎フロンターレと対戦した。

 川崎はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内となる3位浮上に向けて、負けられないホーム最終戦。一方の横浜は前節の松本山雅戦で勝利し、”進撃の5連勝“の勢いのまま首位に浮上した。同時刻に開催されている2位FC東京の試合結果次第では15年ぶりのJ1優勝が決まる大一番となった。

 横浜は5分、素早いドリブルで相手陣内に切り込んだエリキがチャンスを演出。最後はマルコス・ジュニオールが合わせるがゴールのわずか左に外れる。それでも8分、マテウスがライン際を駆け上がり供給したクロスの先に待っていたのは仲川輝人。体で押し込んだボールはゴールに吸い込まれて横浜が先制点を挙げた。

 徐々にペースを掴んだ川崎だが、横浜の体を張った懸命な守備を前になかなかゴールを割ることはできない。一方の横浜は前半終盤に2度決定機を迎えるが、どちらも川崎のGKチョン・ソンリョンを中心とした相手の守備に阻まれ追加点は生まれない。

 1点リードで後半を迎えた横浜は49分、松原のスルーパスを受けたエリキが右足で丁寧に流し込んで追加点を挙げる。さらに69分には、仲川が俊足で相手DFの裏へ抜け出すと、そのクロスをエリキが合わせて3点目を決めた。

 それでも川崎は74分、途中出場の長谷川竜也がクロスを供給すると、同じく途中出場のレアンドロ・ダミアンが高い打点からのヘディングシュートを叩きつけて1点を返す。しかし89分、横浜のエリキに抜け出されると、最後は遠藤渓太が流し込んで4点目を加えられた。

 そのまま試合は終了し1−4で横浜が勝利を飾った。また他会場で同時刻に行われていたFC東京対浦和レッズの一戦は1−1のドローに終わったため、横浜は最終節・FC東京戦で4点差以上で負けなければ優勝が決まる。

【スコア】
川崎フロンターレ 1−4 横浜F・マリノス

【得点者】
0−1 8分 仲川輝人(横浜F・マリノス)
0−2 49分 エリキ(横浜F・マリノス)
0−3 69分 エリキ(横浜F・マリノス)
1−3 74分 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
1−4 89分 遠藤渓太(横浜F・マリノス)

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