意外な宝の山?自由契約になった強打の3人の外国人野手

2023年12月5日(火)12時18分 ココカラネクスト

26本の本塁打を放ったポランコを欲しがる球団はありそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 FA権を取得した選手だけではなく、戦力外通告を受けた選手の移籍先が続々発表されている。ストーブリーグもやや落ち着きを見せつつある中、注目を集めそうなのが自由契約になった外国人選手の行方だ。今オフは実績のある外国人選手、とりわけ外国人野手が自由契約になるケースが少なくない。

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 まず今後の去就が最も注目される外国人野手はロッテのポランコだろう。2022年に巨人でプレーして今シーズンはロッテに移籍して26本塁打を放って本塁打王を獲得した。DH部門のベストナインにも選出されており、脂が乗り切っている状態と言って良い。NPBに2年間在籍して計50本塁打を放つなど実績十分は折り紙。守備面に課題が残るためセ・リーグの球団は考えにくいが、指名打者としてパ・リーグの球団が獲得に乗り出すのではないか。

 2017年オフにDeNAに入団してNPBで6年間プレーしたソトも自由契約になった。2018年、2019年には本塁打王を獲得するなどDeNAの中軸を長く牽引していたが、2020年(25本塁打)、2021年(21本塁打)、2022年(17本塁打)、2023年(14本塁打)と年々本塁打数は減少。

 ソトは11月に自身のインスタグラムで交流戦の楽天戦で左足を骨折したことを明かし、怪我をしながらプレーしていたことがわかった。怪我の影響で調子がイマイチ上がらなかった可能性もあり、完治すればかつてのような輝きを見せるかもしれない。

 また、西武のマキノンも注目したくなる。今シーズンは打率.259、15本塁打、50打点をマーク。今シーズンのパ・リーグは投高打低が顕著だったことを鑑みると、決して悪くない成績を残していた。打撃力だけではなく守備力も高く、一塁の守備では再三チームのピンチを救っており、バランスは非常に優れている。

 円安がなかなか収まらず、各球団は外国人選手獲得に慎重になっている。活躍するか不透明な新外国人選手よりは、NPBで実績のある外国人選手のほうが“コスパ”的に良く、3選手は争奪戦になるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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