トッテナム時代の同僚がモドリッチを絶賛「試合のテンポを完全にコントロールできる天才」

2023年12月16日(土)11時39分 サッカーキング

トッテナムで共闘したレノン氏とモドリッチ [写真]=Getty Images

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 元イングランド代表FWアーロン・レノン氏が、クロアチア代表MFルカ・モドリッチを絶賛した。15日、イギリスメディア『トークスポーツ』が伝えた。

 現在36歳のレノン氏は、現役時代に爆発的なスピードを武器に右ウインガーとして活躍し、2005年夏から2015年2月にかけてはトッテナムでプレー。2008年夏に同クラブへ加入したモドリッチとは、同選手がレアル・マドリードに移籍した2012年夏まで、4シーズン共闘した。

『トークスポーツ』の番組に出演したレノン氏はモドリッチについて、「彼が試合でやっていたことのいくつかを見てきた。まさに、最初から最後まで試合を動かしていた。本物の天才だったよ。彼が来た当初から、その片鱗を垣間見ることができ、『ああ、こいつは特別だ』とみんなが思っていた。そして、ビッグクラブ相手のとある試合から『マジかよ。彼は文字通り、僕たちを彼らと同じレベルに引き上げ、この試合を動かすことができるんだ』と思えるようになった」とコメント。次のように言葉を続け、モドリッチの才能を称えた。

「あんな風に試合を動かせるのは、(元リヴァプールの)スティーヴン・ジェラードしか見たことがない。あの2人は試合のテンポを完全にコントロールできる選手だったが、ルカは天才的なサッカー選手だった」

「僕と身長は大差ないのに、彼からボールを奪うことはできなかった。ピッチの中央でプレーし、大柄ではなかったけど、素晴らしい両足を持っていた」

 モドリッチはトッテナムからレアル・マドリードに移籍後、5度のチャンピオンズリーグ優勝を達成。クロアチア代表ではFIFAワールドカップ2018ロシア準優勝、昨年のカタールW杯3位入賞を成し遂げ、2018年のバロンドールに輝いた。レノン氏は「確信があったわけではないけど、驚きはなかった。彼は年々成長していたし、スパーズを去った後は一気に飛躍した」と、世界的スターとなった元同僚の活躍を誇らしげに語った。

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