17位低迷のセビージャ、フローレス監督の招へいを発表…初陣は降格圏グラナダとの大一番に
2023年12月19日(火)11時21分 サッカーキング
1年2カ月で5人目の指揮官がセビージャに到着した。約3年率いたフレン・ロペテギ元監督を昨年10月に解任すると、チームは不安定な戦いに終始することに。その結果、後任のホルヘ・サンパオリ元監督を5カ月で、メンディリバル監督を7カ月で更迭。後者は今シーズン序盤戦で躓いたが、就任当初にチーム再建とヨーロッパリーグ優勝を成し遂げる辣腕を振るったのにだ。そして4人目のディエゴ・アロンソ元監督は、指揮した公式戦14試合で格下相手のコパ・デル・レイ(国王杯)の2勝にとどまる2勝5分7敗。チャンピオンズリーグは最下位でグループステージ敗退、ラ・リーガでは降格圏と同勝ち点の17位に沈み、わずか2カ月弱でベンチを去ることになった。
新たに迎え入れられたのは、現在58歳のキケ・サンチェス・フローレス氏だ。これまでに、ヘタフェやアトレティコ・マドリード、バレンシア、さらにはベンフィカやワトフォードなどの監督を歴任。直近では、2021年10月に自身3度目となるヘタフェの監督に就任すると、当時最下位のチームをラ・リーガ残留に導いていた。
初陣は19日に行われるラ・リーガ第18節で、降格圏19位グラナダとの大一番。仮に敗れれば勝ち点差『2』にまで肉薄を許す混戦となるが、リーグ戦11試合ぶりの白星で、残留争い脱出のきっかけを掴みたいところだ。
【画像】セビージャの新監督はキケ・サンチェス・フローレス氏に決定