阪神・球児監督 「前回に続いてと言いますか...」 また石川にヤられた 左腕先発で苦戦続き今季4勝9敗
2025年5月5日（月）5時15分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神2—5ヤクルト（2025年5月4日 甲子園）
また石川にやられた。6回終了で降板するまで、阪神が奪った得点は森下のソロのみ。前回対戦の4月9日に続いて白星を献上し、藤川監督は「前回に続いてと言いますか、うまくピッチングをされたなというところですかね」と淡々と話した。
1巡目は佐藤輝をのぞく8人が第1ストライクを見逃した。今季目立った積極策を封印して慎重に攻めたものの、つながらない。2回の無死二塁は、進塁打狙いのように引っ張った前川の打球が一直になって走者を進められず。5回の無死一塁も、小幡の引っ張りが強い二ゴロになって併殺を喫した。
石川の通算190敗のうち、球団別最多42個の黒星をつけている阪神からすれば、本来はお得意さまながら今季は手こずっている。その延長で左腕にも苦戦。今シーズン、サウスポーが先発時は4勝9敗と勝てていない。指揮官は「その課題を克服すればいいだけのところ。まあ、その日その日ですね」と切り替えを誓った。（倉世古 洋平）
