ハフィーニャ、シャビ前監督に不信感「信頼されていなかった」…コミュニケーションを図るも実らず

2025年5月6日(火)8時59分 サッカーキング

バルセロナに所属するハフィーニャ [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャが、シャビ・エルナンデス前監督との関係について言及した。5日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 現在28歳のハフィーニャは、スポルティングやレンヌを経て2020年10月にリーズへ加入。在籍した2シーズンで公式戦67試合出場17ゴール12アシストという成績を残し、2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加わった。1年目からリーグ戦36試合出場7ゴール7アシストをマークしてクラブのラ・リーガ制覇に貢献。2年目となる昨シーズンはスペイン代表FWラミン・ヤマルの台頭などを受け序列が低下したものの、リーグ戦28試合出場6ゴール9アシストの成績を残した。

 一時はクラブからの退団候補と報じられながら、今季は新たに就任したハンジ・フリック監督の下で輝きを放つハフィーニャ。ここまで公式戦52試合出場31ゴール22アシストと圧倒的な数字を叩き出しており、ラ・リーガで首位に立つバルセロナを力強く牽引している。

 そんなハフィーニャがサッカージャーナリストであるイサベラ・パグリアリ氏のインタビューに応じ、バルセロナの前指揮官であるシャビ監督について言及。「彼もコーチ陣も僕を信頼していないと感じていた」と当時の心境を振り返りつつ、「他に選手がいないときは自分が出場し、90分間全力を尽くしながらプレーして試合を決定づける働きもした。でも、同じポジションに他の選手が使えるとなると、迷わずその選手を使った」と起用法に不満を漏らした。

 また、得点とアシストを記録したにもかかわらず途中交代を指示された試合を回想し、「自分が最初に交代させられて信じられなかった」と発言。「その件について話し合った」と述べつつ、無意味に終わったと説明した。一方、現在チームを率いるハンジ・フリック監督については、「彼は選手のことを気にかけてくれる」と述べつつ、コパ・アメリカ期間中にもフリック監督から「君を必要としている」との電話を受けたと明かした。

 さらに、ブラジルとイタリアの2つの国籍を保有するハフィーニャだが、「イタリアが優勝したあのEURO(2020年大会)で、イタリア代表としてプレーする寸前だったんだ。行くはずだったし、ほぼ決まっていた。幸いなことにパスポートが間に合わなかった」と意外な事実を告白。しかしながら、「ブラジル代表でプレーするという希望を失ったことは一度もなかった」とも語っており、結果的に同選手は2021年10月にブラジル代表デビューを飾っている。

サッカーキング

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