知らず知らずの時間を有効活用しよう!「ホルミシス」って知っていますか?

2023年1月4日(水)20時30分 ココカラネクスト

知らず知らずの時間を有効活用する方法

(図1)定説だった放射線とその危険性の概念

(図2)新しいホルミシス域の概念

(図3)適度な運動量は感染症のリスクを下げる

 私たちはいつも目に見えない放射線という粒子線(電磁波)を浴びています。からだに当たっていても何も感じません。五感(視・聴・嗅・味・触)とは全く違います。地球上にいると日頃重力も感じませんよね。

宇宙飛行士が地球に戻って来た時の映像を見ると、私たちは地球の重力に逆らって生活しているんだなぁと、改めて気付くのです。

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「放射線」と聞くとからだに害を及ぼす、恐ろしいものと思いがちです。

適切に管理されていれば、人工放射線も人のためになります。

例えば、病院で行われている胸部レントゲンやCT検査。X線検査なんて言いますよね。この検査は放射線を用いて、骨折した場所はどこか?からだのどの部分に病巣があるか?などを画像で確認できます。

しっかりと人や動物の役に立っています。

自然界から放たれる放射線(自然放射線)もあります。川や海、宇宙からも降り注いでいます。墓石に用いられる御影石などの岩石からも。

表題にもある「ホルミシス」とは、ある物質を高濃度か大量に用いると有害になるけれど、そうならない程度に調整されれば有益になることです。(※1)

 アメリカ・ミズーリ大学生命科学教授のトーマス・D・ラッキー教授が、むかし提唱されていた放射線の害について新しい概念を発表されました。それまでは放射線量が多くなればなるほど、その危険性が比例するというものでした(図1)。しかし受ける放射線量によっては有益となる範囲(量?)があるという理論です(図2)。それを「ホルミシス域」 といいます。(※2)

そのグラフの曲線は「 J の字」みたいです。この曲線、適度な運動量は感染症のリスクを低くするグラフ(図3)に似ている。また、疾患によっては、適量のお酒が死亡リスクを下げるというグラフにも・・・。

ほどほどが丁度良い証しですね。

生活習慣病の原因のひとつである活性酸素については、「活性酸素は余計なお節介を焼く」のコラムでお知らせしました。そこで紹介した予防策は「水素ガス」を吸引することでした。

その他に適量の放射線で抗酸化酵素を作る遺伝子を目覚めさせて、活性酸素を減らす方法もあります。

生活習慣病の予防に効果的な放射線量を発する「ラジウム鉱石マット」を敷いて眠るのです。

心身ともに溜まった疲労を取る「睡眠」の際中に、活性酸素から身を守ってくれる機能がからだの中で発動されるのです。相乗効果に期待できそうですよね。

出典;(※1)ホルミシス臨床研究会編 健康&美容の最新療法 ホルミシスの力
(※2)医師も認める!! 健康&美容の最新療法ホルミシスの力

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

ココカラネクスト

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