巨大カジキが少年に向かって突進する衝撃映像! 危機一髪の状況に戦慄

2023年2月2日(木)20時0分 tocana


 釣り人なら一度は釣り上げたいと願う巨大カジキ。大きなトローリングルアーを使った豪快なスポーツフィッシングの魅力には、俳優の松方弘樹さんもハマったことで有名だ。


 しかし、カジキ釣りは命がけでもある。カジキの上顎は長く伸びた鋭い吻(ふん)を形成しており、時折、漁師や釣り人がこれに突き刺されて死亡する事故が起こっている。今回はそんなカジキの恐ろしさをまざまざと見せつけられる衝撃映像を紹介する。


 オーストラリアのシドニー沖、16歳のクーパー・マクグラシャンが父親とカジキ釣りをしていたところ、あと一歩で釣り上げられるところまで近づいたカジキが最後の抵抗とばかりに、ボート上のクーパーくんに向かって突進したのだ。その時の様子は船に取り付けられたカメラが一部始終を収めており、父アルさんのYouTubeチャンネル「Al McGlashan」に公開された。


 クーパーくんは「9News」に、「私が釣り糸をつかんだ時、カジキはまっすぐ私に向かってきました」と話している。カジキ釣りに慣れている父のアルさんでさえ、「私は釣りをしている間、このようなことに遭遇をしたことがありません」と話しているため、カジキの行動は想定外だったのだろう。しかし、珍しい行動とはいえ一瞬の油断が命取りになるところだったことは間違いない。


 2人が釣り上げたクロカジキは、成長すると体重が約150kgに達し、体長は2.7~4.5mになることもある。そんな巨体に体当たりされたら、鋭い吻がなくても大けがは必至だろう。カジキが一瞬乗り上げた船も少し損傷したようだ。


 スポーツフィッシングのためカジキは船に上げられることもなくリリースされたが、当のカジキにとっては最初から命懸けのファイトであり、死力を尽くして釣り上げられまいとするのは当然のことだろう。


 いずれにしろ今回はクーパーくんが無事だったことが何よりだ。



参考:「The Sun」ほか

tocana

「カジキ」をもっと詳しく

タグ

「カジキ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ