千鳥『相席食堂』特番の低視聴率に安堵の声!? ゴールデン“堕ち”した人気の深夜番組4選

画像は、GettyImagesより引用

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　2日、千鳥がMCを務める「相席食堂」（ABCテレビ）が初めてゴールデンタイムの全国ネットで放送された。しかし、視聴率は6.9%と伸び悩み、視聴者からは「ゴールデン進出しないでくれ」の声が上がっている。

「相席食堂」は、毎週火曜23時17分から放送されるロケバラエティ。毎回様々なゲストがロケに挑戦し、その様子を観た千鳥がツッコミを入れる番組スタイルでジワジワと人気を集めている。今回放送された「相席食堂2時間スペシャル」は、昨年の「M-1」ファイナリスト10組がロケで激突するという豪華な企画だった。しかし、視聴率は振るわずノブも「おいおい！恥ずかしい！！恥ずかしい！」とTwitterで嘆いている。ノブはゴールデン特番の放送が情報解禁された時点で「『さんま御殿』の裏。誰が観るん！？」と不安を吐露していた。

　今回のゴールデン特番は、あくまでお試しといったニュアンスが強い。放送枠の引越しは発表されていないが、結果次第ではその可能性もあったと見られている。「相席食堂」のゴールデン進出についてネット上では、「ゴールデン行ったらつまらなくなりそう」「低視聴率で安心してるw」「ずっと深夜でいてくれ！」「『相席食堂』のゴールデン堕ちだけは阻止しなければならない」など、安堵の声が広まっている。

　深夜枠とゴールデンタイムでは、視聴者の層や求められる内容は異なってくる。深夜で人気を集めてゴールデン進出を果たすも、内容が変わってしまったり、視聴率が下がって打ち切りになってしまった番組は多い。

■「もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ！」（テレビ朝日系）

23時台に放送されていたタカアンドトシの「お試しかっ！」は、2010年3月にゴールデンへと進出を果たした。もともとは芸人たちが身体を張って様々なシチュエーションに挑むお笑い番組だったが、ゴールデン進出と共に内容はマイルドに。飲食チェーン店の人気メニューを当てる人気企画「帰れま10」が話題を呼ぶも、マンネリ化で視聴率を落として2015年に放送を終了した。

■「アメトーーク！」（テレビ朝日系）

テレビ朝日系「アメトーーク！」は、2016年から週2回放送という新しい試みに挑戦している。しかし、ゴールデンで放送された「日曜もアメトーーク！」はテーマがゴールデン仕様の無難なものになってしまい、一部では不評の声。芸人たちのキャパシティも超えてしまったのか、企画の焼き直し感が強まり、わずか2年で幕を閉じた。毎週木曜23時15分の本放送の枠は、現在も高視聴率を維持している。また、同じ加地プロデューサーが手がける「ロンドンハーツ」も一度ゴールデン進出を果たしたが、現在は23時台に落ち着いている。

■「クイズプレゼンバラエティー Qさま‼︎」（テレビ朝日系）

「クイズプレゼンバラエティー Qさま‼︎」の前身は、「さまぁ〜ずと優香の怪しい××貸しちゃうのかよ!!」という深夜バラエティー番組だ。さまぁ〜ずが怪しいイベントや企業の説明会に潜入するなどの内容で、今のクイズ番組形式とはかけ離れた内容だった。その後、23時台に引越しするとともに、「クイズプレゼンバラエティー Qさま‼︎」に改名。当時は、様々な若手芸人たちが身体を張ってクイズをプレゼンテーションする新しい形のお笑い番組だったが、ゴールデン進出してまもなく路線を変更。クイズ企画「プレッシャースタディ」が人気になったことで、今のようなクイズ番組へと変貌していった。