グッドカミング チョコレート購入意欲や予算に関する調査を実施、約88.7%がチョコレートの価格高騰を実感

2025年2月7日(金)18時43分 マイナビニュース


アントプロダクションが運営する保険の無料相談サービス「グッドカミング」は、2025年1月にバレンタインデーに関するアンケートを実施し、予算、購入予定、重視するポイントについて調査した。
カカオの価格高騰、物価上昇、運輸コストの増加などの要因により、2025年はチョコレート全般の価格が例年よりも高騰している。そんな中でも、2月のバレンタイン商戦はすでに始まっている。消費者のバレンタインに対する意識や購買行動はどのように変化したのか。
○男性31.5%、女性66.8%がチョコレートの購入意向あり
バレンタインは女性から男性に贈る日のイメージが強いが、近年では同性の友人間でもチョコレートを贈るケースが増えている。
回答者300人に「バレンタインにチョコレートを購入する予定があるか」を尋ねたところ、「はい」と回答したのは169人(56.3%)となった。
男女別に見ると、男性では「はい」と答えたのが31.5%(28人)で、「いいえ」が55.1%(49人)と半数を超えた。一方、女性では「はい」と回答した人が66.8%(141人)と多数派であり、「いいえ」は18.0%(38人)、「未定」が13.3%(28人)であった。
男女間で購入意欲に大きな差が見られるが、バレンタインのチョコレート購入に積極的な男性も一定数存在することが分かった。
○チョコレートを渡す相手は「家族」「恋人」が多数派
バレンタインにチョコレートを渡す予定の相手について尋ねたところ、「家族」と回答した人が最も多く、37.3%(112人)を占めた。次いで「恋人・配偶者」が36.3%(109人)、「自分用」と回答した人は22.7%(68人)であった。
「友人」11.0%(33人)、「同僚」5.3%(16人)など、広範囲に配る層もいるが、多くの回答者は近しい人へ渡すイベントとして認識しているようだ。
その他の回答は、「上司」3.3%(10人)、「知人」3.0%(9人)、「推し」1.0%(3人) などとなっている。
なお、チョコレートを用意すると回答した218人のうち、「手作りをする可能性がある」と答えたのはわずか17.4%(38人)にとどまった。
コロナ禍を経て衛生意識が高まり、市販品を選ぶ傾向が強まったこと、また、原材料の価格高騰や光熱費の上昇により手作りチョコにかかるコストが増加していることも背景にあると考えられる、としている。
○バレンタインの予算、「1,000円〜3,000円」が最多
バレンタインにチョコレートを購入予定の回答者(218人)は、予算をどの程度で考えているのか。
「1,000円〜3,000円」と回答した人が最も多く、35.2%(88人)を占めた。「500円〜1,000円」と回答した人は22.8%(57人)。一方で、5,000円以上と回答した人は合わせて6.0%(15人)にとどまった。
物価上昇の影響もあり、全体的に高額なプレゼントを控える傾向が見られる。
○9割近くの回答者がチョコレート価格の高騰を感じている
「チョコレートの価格が上がっていることを実感しているか」という質問に対し、「強く感じる」と回答した人は46.7%(140人)であった。次いで「少し感じる」と答えた人が42.0%(126人)。「あまり感じない」「全く感じない」と答えた人は合計11.3%(34人)であった。
多くの人がチョコレートの価格上昇を実感しており、バレンタインの消費行動にも影響を与えていると推測できる、とのこと。
○2025年バレンタイン消費行動のまとめ
88.6%が「チョコレート価格の高騰」を感じており、バレンタイン・ホワイトデーともに予算は「1,000円〜3,000円」が最多。 バレンタインのチョコレートでは47.0%が「味」を重要視 し、カカオの価格高騰が続く2025年のバレンタインにおいて、予算のメイン層は「1,000円〜3,000円」となった。 贈る相手は「家族」「恋人・配偶者」「自分」が主流であり、同僚や友人には贈らない人が多数を占めた。 価格やコストパフォーマンスを重視する層がいる一方で、「味」や「ブランド」を重視する人も多く、特別感や質の良さを求める消費者が多いと考えられる。
○◆調査概要
概要:バレンタイン(チョコレート)に関するアンケート
有効回答数:300人
調査対象:日本在住の男女
調査実施日:2025年2月3日〜2025年2月5日
調査方法:インターネットによる任意調査

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