チョコザップ「湘南アイパーク店」利用者6倍達成 - 成功事例を公開
2025年2月14日(金)8時35分 マイナビニュース
チョコザップは、就労世代の健康増進を目的に企業と提携した出店を進める一環で、運営する湘南ヘルスイノベーションパーク(以下、湘南アイパーク)に、「湘南アイパーク店」を2024年6月にオープン。出店から半年を経て、利用状況のデータや調査を踏まえた成功事例を2月12日に公開した。
「湘南アイパーク」は、神奈川県藤沢市と鎌倉市にまたがる日本最大級のライフサイエンス研究施設。同施設はもともと自前でトレーニングルームを運営していたが、運営上のセキュリティ管理やマシンのメンテナンスなどに課題を感じ、チョコザップの導入にいたったという。
導入後は、利用者数の増加や職場のパフォーマンス向上につながり、結果として在勤者の満足度向上に影響を与えていると示唆している。
湘南アイパーク店の利用者状況を見ると「30〜50代男性」の利用が多い傾向が見られ、施設従事者の性年代特性が大きく表れていることがうかがえる。また、所属会員は全国の店舗を利用できることから、約4割の会員が他の店舗も利用している様子がわかった。
滞在時間を見ると、湘南アイパーク店は「26.1分」と短時間で集中的に利用しているのに対し、それ以外の店舗は「38.8分」と、約12分の差が見られた。
また、利用時間帯にも特徴があり、湘南アイパーク店は「12時」(17.2%)、「17時」(13.4%)、「18時」(9.1%)の順に利用者が多く、また、「7〜8時台」(16.3%)にもピークが見られている。
こうした結果から、同店ではお昼休憩・就業後・就業前などでサクッとちょいトレをして業務に戻るような利用スタイルが推測されるといい、職場とそれ以外の店舗をうまく使い分けられている様子がうかがえる。
湘南アイパーク店会員に、入会前と現在における「月1回以上」の運動頻度の変化を尋ねたところ、入会前は62.6%だったが、入会後は88.2%と、飛躍的に向上していることが明らかになった。また、「月1回未満」の比率にも変化が見られ、入会前は37.4%だったのに対し、2025年1月時点では11.8%へと大幅に低減していることがわかった。
メンタルヘルスの状態について、湘南アイパーク所属会員と、湘南アイパーク在勤の非会員で比較したところ、「メンタルヘルスの状態が良い」と回答した所属会員は31.0%だったのに対し、非会員は23.9%と、7.1%の差が見られた。
続いて、所属会員を対象に、運動頻度別に「メンタル状態が良い/まあ良い」の割合を見ると、「運動頻度は月1回以上」と回答した人は91.2%であるのに対し、「運動頻度は月1回未満」と回答した人では76.2%と、15%の差が見られた。
また、同店の利用者のインタビューでは、「昼食後に運動すると、午後も仕事を頑張れるようになった」「ゴルフをしたついでにトレーニングやマッサージチェアを利用」「体を動かしたい時に利用することもあり、職場にあって嬉しい」などの声があがっている。