スキルアップ研究所 FP取得者を調査、他人にもFP取得を勧めたい人は何割?
2025年2月20日(木)17時14分 マイナビニュース
学研ホールディングスのグループ会社であるベンドは、運営する「スキルアップ研究所」にて「FP資格取得に関する実態調査」を実施し、2025年2月14日にその結果を発表した。
FP(ファイナンシャル・プランナー)資格は、会社員から主婦まで幅広い層が挑戦する人気資格として知られている。近年、資産形成への関心の高まりやライフプランニングの重要性の認識が広がるにつれ、FP資格の注目度は一層増している。
このような背景を受け、スキルアップ研究所は286名のFP資格保持者を対象に、資格取得の実態や効果に関する大規模調査を実施した。働きながらの資格取得の実現性や、実務での活用状況、生活への影響など、具体的な価値を明らかにしている。
※以下、スキルアップ研究所調べ
○FP取得者の半分近くが投資や資産管理への活用を目的としている
「FP資格を取得した最大の目的」についての質問では、46.6%が「投資や資産管理について学びたかった」と回答した。
一方、転職・就職・現職・副業での活用など、仕事関連の目的を挙げた人は53.4%に達し、FP資格が資産管理のスキルアップとキャリア形成の両面で活用されている実態が明らかになった。
○FP取得者の7割以上が取得時にフルタイムで働いている
FP資格の取得時の状況について分析したところ、74.2%がフルタイムで働きながら資格を取得していた。
次いで、パートタイム勤務者が11.5%を占めており、何らかの形で就業している人は全体の85%以上にのぼる。FP資格が働きながらでも学習・取得が可能な資格であることを示している。
○FP取得後の目的達成度は通信・通学講座利用者が高い
「FP資格を取得して当初の目的を達成できたか」という質問では、通信講座利用者の83.0%、通学講座利用者の71.4%が「達成できた」と回答した。
市販教材のみを利用した人の達成度は70.5%であり、講座形式での学習がより高い目的達成度につながっていることが分かった。
○FP取得者の9割近くが他人にもFPを勧めたいと考えている
「FP資格を他者に勧めたいか」という質問では、88.2%が「勧めたい」と回答した。その内訳は、「強く勧めたい」が21.3%、「勧めたい」が66.9%であり、FP資格取得者の大多数が資格の価値を実感していることが示された。
一方、「あまり勧めたくない」「全く勧めたくない」と答えた人は合わせて11.8%にとどまり、FP資格が取得者から高く評価されていることが分かった。この結果は、FP資格が実務や生活に有益な価値をもたらしていることを示している。
○課題と展望
FP資格は、家計管理や資産運用に関する知識を深めるだけでなく、職業スキルとしても活用されている。取得者の9割近くが他者にも取得を勧めたいと考えていることが明らかになった。
特に、働きながらでも学習を進めやすく、7割以上がフルタイム勤務の傍ら資格取得を実現している点は、多忙な社会人にとって大きなメリットといえる。
今後は、資格のさらなる普及と実務活用の機会拡大が重要なテーマとなる。学習コストや時間の負担を軽減するための効率的な学習手法の普及や、より実践的な知識を活かせる場の拡充が求められる。
また、FP資格の認知度を高めることで、個人の資産形成だけでなく、金融・不動産・保険業界をはじめとする幅広い分野での活用機会を広げることが期待されるとレポートを結んでいる。
○調査概要
調査名:FP取得の実態調査
対象者:FP技能士資格保持者(級は問わない)
対象地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年1月17日〜2025年1月24日
回答数:286