投資経験がある18〜20歳に聞いた「1000万円以上」資産運用している人の割合は?
2025年2月20日(木)16時57分 マイナビニュース
Global X Japanは2月13日、「投資経験の実態に関する調査」の結果を発表した。調査は1月20日〜28日、投資経験がある18〜20歳の男女147名を対象にインターネットで行われた。
投資用口座を開設したタイミングを聞いたところ、過半数を超える51.4%が「成人(18歳)して1年以内」と回答。一方、3割弱は成人前に投資用口座を開設しており、早くから資産運用を行っている層も。
投資・資産運用に興味を持ったきっかけについては、「親・親戚の影響」(51.4%)が最も多く、次いで「SNS(XやFacebook等)の影響」(26.4%)、「YouTube等の動画サイトの影響」(20.1%)となり、若年層の情報収集トレンドを反映した結果に。また4位は「学校の影響」(17.4%)で、金融教育の効果が出ているよう。
学校の授業で投資について学んだことが「ある」という人は56.2%で、特に「高校」(40.7%)で学んだ人が多く、次いで「中学校」(28.4%)、「大学・大学院」(24.7%)と続いた。
次に、投資・資産運用をする理由を教えてもらったところ、「将来の蓄え」(52.1%)、「将来やりたいこへの資金作り」(34.0%)、「老後資金のため」(29.9%)など未来志向が上位に。また、同率3位には「お金を増やすのが好きだから」(29.9%)がランクインしており、趣味感覚で投資に取り組む層も少なくはないよう。
続いて、投資している・投資してみたい商品を教えてもらったところ、「日本株式」(59.7%)、「投資信託」(45.8%)、「外国株式」(41.7%)が上位にランクイン。また、「ETF」(18.1%)は約2割という結果に。
投資運用資金については、まだ若年層ということもあり65.9%の人が「100万円未満」である一方で、既に「1,000万円以上」(10.4%)の資産を運用している層も1割程度見受けられた。