KII、初のインパクトレポート「Impact Report 2024」を公開

2025年4月24日(木)13時17分 PR TIMES

ディープテック領域におけるインパクト創出の実践と成果から見える未来

慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)は、ディープテック領域におけるインパクト投資の成果と可能性を体系化した初の報告書「Impact Report 2024」を発行しました。本レポートでは、KIIのインパクトマネジメントアプローチや体制、ディープテック特有のチャレンジと特徴的な取り組みを紹介するとともに、投資先企業の目指すインパクトやインパクト創出に向けた取り組みを掲載しています。

株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下 KII)は、この度、KII3号インパクト投資事業有限責任組合「Impact Report 2024」(以下、本レポート)を発行したことをお知らせします。
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KIIは、「アカデミアの研究、発明を、社会を変えるビジネスに。」というパーパスのもと、医療・健康領域、デジタル・テクノロジー領域の社会課題を解決するディープテック・スタートアップへの投資・育成を通じ、持続可能な社会の実現に貢献することを使命としています。KII3号インパクトファンドでは、さらなるインパクト志向を推進させるため、グローバルスタンダードに準拠して、インパクト測定及びマネジメント(IMM)に誠実に取り組んでいます。具体的には、デューディリジェンスから投資実行の各段階で、ロジックモデルやインパクトの5つの基本要素、インパクトKPIの設定を投資先スタートアップと共に策定します。

本レポートでは、KIIの理念に基づくインパクトマネジメントのアプローチや体制に加え、ディープテック特有のチャレンジと特徴的な取り組みを紹介しています。また、投資先企業が取り組む社会的・環境的課題の解決への貢献について、具体的に報告しています。特にディープテック領域における長期的な価値創出に焦点を当て、短期的な成果のみならず、将来にわたる可能性や展望について紹介しています。投資先企業の紹介ページにおいては、会社・事業概要のほかに、「社会課題」「目指すインパクト」を紹介し、各社の代表取締役による「インパクト創出への想い」についても触れています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18580/76/18580-76-cc62cc5bd660abfb78cfae5f2366f317-2339x1654.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
KIIはこれからも、スタートアップへの投資や育成を通じて、日本が誇る大学等の研究機関の優れた研究成果の社会実装を推進し、社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し、持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んでまいります。

本レポートは、KIIのウェブサイトより入手可能です。
https://www.keio-innovation.co.jp/impact/#report

代表取締役社長 山岸広太郎 メッセージ
この度、KII3号インパクトファンドとして初めてのインパクトレポートを発行し、お届けすることができ、心より嬉しく思います。

研究成果を社会実装するために取り組むスタートアップに投資・育成を行い、広く社会の発展に貢献すること。

これが設立当初から変わらぬKIIの目的であり、社会的使命です。

3号インパクトファンド設立の際には、その使命を「アカデミアの研究、発明を、社会を変えるビジネスに。」というパーパスに結晶化し、アカデミアの知見を社会課題解決につなげ、産業として根付かせることで、私たち自身の未来を変えていくという想いを表現しました。

このインパクトレポートは、そのパーパスの実現に向けた、投資先との歩みの現在地です。
ディープテックならではの、事業の将来的な可能性や長期的な価値を感じていただけたのであれば幸いです。

私たちは、従来の「インパクトか財務リターンか」という二項対立の枠を超え、インパクトの「広さ」と「深さ」において大きいポテンシャルを持つ事業こそ、ビジネスとしても力強く成長していくと確信しています。挑戦は始まったばかりですが、この先の社会に一つでも多くのインパクトを実現するために、弛みない歩みを進めていきます。

◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、「その研究が、その発明が、そのイノベーションが、社会を変えるまで。」をミッションに、シード・アーリーステージからのリード投資を中心とした、デジタル・テクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取組むすべてのアカデミア発スタートアップに対して、研究の社会実装と社会課題の解決を支援してきました。
2023年10月には、大学VC初のインパクトファンド「KII3号インパクトファンド」を設立し、「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現」を目指すと同時に、アカデミア発スタートアップにインパクト投資を行うことにより、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトの創出を目指します。

<KIIの概要>
商号  :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL  :https://www.keio-innovation.co.jp

本リリースに掲載された内容は発表日現在の情報です。

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