『しゃぶしゃぶ温野菜』史上最強のパンチ力!? にんにく満載の「Ajo(アホ)鍋」を堪能してきた

2022年2月21日(月)10時51分 食楽web


アホ鍋は「厳選牛コース」3278円と「たんしゃぶとイベリコ豚コース」4048円の2コースで、ともに食べ放題 | 食楽web

 定番のだしのほか、期間限定で様々な味が楽しめる『しゃぶしゃぶ温野菜』。そんな同店で現在、販売中なのが「Ajo鍋(アホなべ)」。「ガツンとパンチのきいた鍋」とのことですが、ネーミングもパンチがきいている“アホ”の正体を探りにさっそく食べに行ってきました!

“Ajo(アホ)”の正体はみんな大好きニンニクだった!?


もう1つのおだしは「極みだし」、「すき焼きだし」、「担々だし」などから選べます

 1月27日(木)から期間限定で登場しているのが「Ajo鍋(アホなべ)」。なかなかインパクトのあるネーミング。その意味はスペイン語で“にんにく”。スペイン料理でにんにくを使ったスープを「アホスープ」といいますが、今回の「Ajo鍋」はそのスープをインスパイアしたもの。スライスやペーストなど、たっぷりのにんにくを使った、温野菜史上最大のにんにく量を誇るだしです。


だしが煮立ってきたら、溶き卵を入れて、「アホ鍋」のだしが完成

 スープのベースはポークとチキン。このままでもしっかり旨みのあるスープですが、ここにたっぷりのにんにくを加えているので、パンチのある旨みにグレードUP。運ばれてくるときはこの“にんにくスープ”ですが、一緒に提供される卵を溶き入れて「Ajo鍋」のだしが完成します。卵の中にもガーリックチップが入っているのがポイントです。

いざ実食! 一心不乱に箸が進むアホになるほど旨い鍋を堪能


鍋と一緒に最初に運ばれてくる野菜とお肉。以降は好きなものを注文できます

 こちらの「Ajo鍋」のコースは2つ。今回いただいたのは、「厳選牛コース」(3278円)。厳選牛カルビ、厳選牛赤身、旨み牛といった牛肉以外にも、桜姫鶏ロースや三元豚カルビ、ロースなど11種類の肉と野菜などが食べ放題で楽しめるコースです。


「竹筒鶏つみれ」はひと口大に鍋に入れればOK

 コースをオーダーすると、最初に野菜の盛り合わせと竹筒鶏つみれ、厳選牛カルビが運ばれてきます。鍋が目の前に届いた時点でもう、にんにくの匂いに胃袋を掴まれます。鍋を火にかけ、煮立ってきたら溶いた卵を流し入れれば「アホ鍋」スタンバイOK。最初は竹筒鶏つみれを入れるのがおすすめ。鶏のだしがスープに加わり、より味に深みが出ます。


つみれができるまでに「厳選牛カルビ」をしゃぶしゃぶ

 加熱することで、にんにくのそそる匂いもグッと強くなり「今すぐ食べたい!」以外の言葉が浮かびません。もう、匂いだけで美味しいふわふわの卵のだしに、好きなお肉や野菜をしゃぶしゃぶして食べます。ふわふわ卵のおかげで、スープが具材によく絡み、パンチのある味が口の中に広がります。


お肉の旨みも加わっただしに野菜を入れます

 野菜はお肉を少し食べてから。お肉をしゃぶしゃぶすることで、スープの味わいが複雑になりより美味しくなるので、それから野菜をしゃぶしゃぶするのがおすすめです。


相性のいいねぎを3種類入れて“ねぎ三昧”

 にんにくは、どの野菜にも相性がいいですが、個人的におすすめは、“ねぎ三昧”。しゃぶしゃぶ温野菜には長ねぎ、洒落ねぎ、翡翠ねぎといったねぎ具材が3種あるので、これを一気にお鍋に入れます。


お肉でねぎをくるんでいただきます

 それを好きなお肉で巻いて食べれば、ねぎのシャキシャキ食感とにんにくの風味、お肉の旨みが重なって、最高のひと口になります。白えのき、味えのき、うま味しめじ、完熟舞茸を盛り合わせた「きのこ4種盛り」でお肉で巻いて食べるのもいい感じ。きのこのだしが加わりスープがさらに美味しくなります。


手前左から時計回りに、ラー油、おろしにんにく、いりごま、黒辛味

 食べ放題なので薬味のトッピングもOK。自由自在に組み合わせて、自分だけの食べ方を研究・実践できるのが楽しいですよね。今回選んだのは、ラー油、おろしにんにく、いりごま、黒辛味。取り皿に取った具材にプラスして味変を楽しみます。

鍋も終盤! 最後までニンニクを味わい尽くす


「アホ鍋」でもつ鍋アレンジ

 いよいよ終盤。ここでさらにおろしにんにくをスープに加えて“追いにんにく”。さらにガツンとくるスープに仕上げます。牛、豚、鶏、各種のお肉と野菜をしゃぶしゃぶし、追いにんにくもしたスープは、立派に美味しく育ってくれました。スープを育てるのも『しゃぶしゃぶ温野菜』の楽しみ。

 ここに投入するのは牛もつ、ニラ、いりごま。そう、もつ鍋です。元々、『しゃぶしゃぶ温野菜』のだしの中には「もつ鍋」があるのですが、「Ajo鍋」で作るとよりにんにくが際立っていて、卵のまろやかさもあるので、ちょっと違った味わいに仕上がります。これ、かなりおすすめです。


雑炊でスープをすべて食べ尽くします

 そして、最後のシメは雑炊を選択。実は「Ajo鍋」のシメでお店のおすすめは中華麺。これに、もやしやキャベツ、スライスにんにくを加えて、野菜マシマシのパンチあるラーメンができあがるというわけ。ですが、育てたスープを余すところなく味わうためにやりたかったのは雑炊。


トッピングの海苔がいい味わいに仕上げてくれます

 ご飯を入れて、溶き卵を回し入れて完成。仕上げに海苔をトッピングし、ラー油をひと回し。食べ放題であれこれ食べて、結構おなかがいっぱいになっていても、スルスルと食べられてしまいます。ちなみに、おなかに余裕があるときは、麺と雑炊、両方食べるのもアリ。麺を入れる前にだしを追加してもらい、麺を食べた後に雑炊にすれば、両方楽しめます。ただし、満腹どころではないぐらいおなかいっぱいになりますが。

 しゃぶしゃぶといえば、さっぱり、あっさりしたイメージも強いですが、こちらの「Ajo鍋」はガツンとパンチのある味わい。全国のにんにくを愛するにんにくラバーはもちろん、ガッツリ食べたい時にいかがでしょうか。

(取材・文◎岡部あやこ)

●DATA

「しゃぶしゃぶ温野菜」Ajo鍋(アホ鍋)

期間:1月27日(木)〜なくなり次第終了
販売:しゃぶしゃぶ温野菜 ※一部店舗を除く
https://www.onyasai.com/202201_ajo_ow_hp_sns/

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