「核ミサイルを無力化するUFO」米国防総省が隠匿する記録映像とは

2024年2月20日(火)20時0分 tocana


 地球で起きた戦争の最中、最新鋭の兵器が突如無力化。それは科学技術の発展したエイリアンが操縦する宇宙船の妨害によるものだった……という筋書きは創作の世界にありがちな流れだが、実際に「核ミサイルを妨害した未知の物体」を捉えた記録映像が存在すると報じられて注目を集めている。


 報道によると、問題の映像は今から60年前の1964年9月15日にカリフォルニア州で撮影されたもの。映像にはブースターから切り離された非武装のダミーミサイルと思われるものの周りを円盤状の機体が旋回する様子が映っており、その後ミサイルに向けてレーザー光線が発射され、無力化されるところまでが記録されていたという。


 問題の映像は公開されていないとされているが、一部の軍人らは確認していたようだ。特殊な機器を使用してミサイル発射実験を記録する任務を負っていたチームの一員である米空軍将校のボブ・ジェイコブス中尉とフロレンゼ・マンスマン少佐がそうだ。


 マンスマン少佐は手紙の中で、この物体について「古典的な円盤で、中心は盛り上がった泡のようだった。ビームが放出された時点で…物体はプラットフォームから発射するために必要な位置にある物体のように回転した…しかし、これもまた空中戦の経験からくる私自身の思い込みかもしれない」と記している。


 ジェイコブズ中尉とマンスマン少佐が映像を見た時は2人の私服のCIAエージェントが現場に立ち会っており、映像を押収した後に2人に映像の内容について絶対口外しないことを誓わせたと伝えられている。


 この映像の存在は一部のUFO研究家の間で話題になっていたようだが、比較的最近になって、この現象を調査していた作家のロバート・ヘイスティングス氏によって詳細が明らかにされるまで、永らく歴史に埋もれた存在となっていた。


 ヘイスティングス氏によればこの動画を見た者は多数存在しており、国防総省のUFO調査機関である先進航空宇宙脅威識別プログラム(AATIP)の元ディレクター、ルイス・エリゾンド氏もこの映像を見たと主張していたという。「AATIPの元局長は、映像そのものの存在と内容の詳細、AATIPのワークスペースにそのコピーがあることを確認している」とヘイスティングス氏は述べる。


 内容も詳細も、撮影された背景も何もかもが非常に気になるこの映像だが、今のところ軍の中でもごく一部の人しか確認していないため、これらの証言が正しいものなのか裏付けをとることもできていない。そもそも本当に存在するものなのかすら明らかになっていない側面もある。


 この記録映像が公開される日は来るのか、気になるところだ。


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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


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