「あべのタスカル」で学ぶ、災害への備え方
2021年2月28日(日)21時0分 Jタウンネット
[ちちんぷいぷい−毎日放送]2021年2月16日放送では、大阪にある体験型防災学習施設を紹介していました。
番組が訪れたのは、大阪・阿倍野区にある災害の知識・技術を体験して学習できる施設「あべのタスカル」です。
震度7の揺れと映像で地震の怖さを学ぶことができ、震災後の街並みを体験できる「がれきの街」エリアがあります。
このエリアでは建物の倒壊、1階の座屈、外壁の落下、めちゃくちゃになった家の中などを再現しています。
特に危険なのが「電線の垂れ下がり」だそう。
「例えば電線が垂れ下がっているとバチバチなっていますね。
ショートした電気に可燃物が接触することによって火災が拡大・発生する可能性があるということで、切れた電線は非常に危険。
また、電線にガスが引火することによってガス爆発になり、大きな火災に発展するのが一番大きな危険ですね」
とのこと。
余震の危険性を体験できるエリアもあり、
「本震で損傷を受けた建物には落ちやすい部分がたくさんあります。例えばガラス、室外機などが余震によって落ちてきます」
とのことでした。
同施設では火災の際の消火の仕方や煙の危険性、119番の掛け方、応急手当の方法なども学ぶことができます。実災害に備えるためにもこうした施設を利用したいものですね。
(ライター:まみ)