【大学受験2020】後期日程を中止する国公立大を掲載、河合塾
2020年3月4日(水)11時45分 リセマム
「国公立大一般入試 後期日程を中止する大学」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、後期日程を中止する大学について、河合塾がまとめたもの。3月3日現在、旭川医科大学、北見工業大学、北海道教育大学、埼玉県立大学の4校を掲載している。
このうち、旭川医科大学はセンター試験の成績により合否を判定。埼玉県立大学と北見工業大学は、センター試験の成績と調査書の内容を総合的に判断して合否を決定する。北海道教育大学は、課程・学科ごとに合否判定方法が異なり、芸術・スポーツ文化学科(岩見沢校)は個別学力検査などに代わる試験について現在検討中だという。
一方、新型コロナウイルスに感染または感染の疑いなどで2次試験を受験できない受験生に救済措置を実施する大学の対応を集約した「国公立大一般入試 新型コロナウイルスに感染した受験者に救済措置を実施する大学」では、3月3日現在、国公立大学33校を掲載。学部や日程別に救済措置の内容、手続方法を一覧にまとめている。
石川県立大学は、新型コロナウイルス感染症の確定診断を受けたために受験できなかった者に対し、入学検定料の一部返還またはセンター試験を参考にした合否判定を行う。後期日程については、3月12日午後5時まで大学事務局で連絡を受け付けている。
京都工芸繊維大学は、前期日程もしくは後期日程に出願していて、新型コロナウイルスに罹患した、あるいは感染が疑われ医療機関を受診したなどの理由で受験できない旨の届け出を期日内に行った受験生を対象に4月上旬に特別措置による入試を実施する。
なお、詳細については必ず大学Webサイトなどで確認すること。