花粉症、「薬を服用している」人は75% - 保湿ティッシュを使用している人の割合は?

2025年3月5日(水)20時22分 マイナビニュース


mitorizは2月27日、「花粉症に関する調査」の結果を発表した。調査は2月7日〜9日、同社の消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy」の登録会員(平均年齢50.5歳)を対象にインターネットで行われ、3,010件の有効回答を得た。
調査によると、「花粉症である(医師の診断あり)」と回答した人は26.8%。「花粉症の自覚はあるが診断は受けていない」(23.8%)という人を合わせると、およそ半数の人に花粉症の自覚があるよう。
花粉症の度合いは「重度」が9.9%、「中程度」は42.6%、「軽度」は47.5%という結果に。年代別にみると、若い世代ほど「重度」の割合が多く、60代以上では7.1%なのに対し、20代以下では18.4%。一方、60代以上では「軽度」(59.9%)が6割を占め、年齢が上がるほど症状が軽いと感じる人の割合が増えていることがわかった。
続いて、花粉症に対する薬の使用について調査したところ、最も多かったのは「市販薬を服用する」で36.4%。次いで「病院の薬を服用する」(34.1%)、「両方を服用する」(5.1%)と続き、花粉症対策として薬を服用している人は全体の75.6%にのぼり、その一方で、約4人に1人が薬を使用していないことがわかった。
次に、「花粉症がパフォーマンスに影響するか」と尋ねたところ、72.6%が「かなり影響がある」(19.5%)、または「多少影響がある」(53.1%)と回答。年代別にみると、20代以下では85.7%が影響を感じているのに対し、60代以上は58.6%にとどまり、年齢が上がるにつれて花粉症の影響を感じる人の割合は減少する傾向にあるよう。
また、現在就業中かつ花粉症である人に「もし花粉症休暇があったら利用したいですか?」と質問したところ、「あれば嬉しいが、実際には申請しづらいと思う」(38.8%)が最も多く、「利用したい(ぜひ+できれば)」派は48.9%という結果に。一方、花粉症ではないと回答した人に「花粉症休暇の制度についてどう思うか」を聞くと、50.2%が「どちらかといえば賛成」(34.7%)あるいは「良い制度だと思う」(15.5%)と回答。賛否が拮抗する結果となった。
次に、花粉症時期に使用するティッシュについて聴取したところ、最も多かったのは「普通のティッシュを使用」(70.3%)だったが、「花粉症の時期だけ保湿ティッシュを使用」する人も22.6%居ることが明らかに。年代別にみると、若い世代ほど花粉症対策として保湿ティッシュを利用している傾向にあるよう。
そこで、POB会員のレシートデータをもとに、2024年の「保湿ティッシュ」(鼻セレブ/贅沢保湿/エリエール+Water)と「ティッシュ全体」の出現傾向(レシート1,000枚あたり)を分析したところ、年間の平均出現数は保湿ティッシュが0.35、ティッシュ全体が5.95という結果に。どちらも3月にピークを迎えており、ティッシュ全体は年間平均の139.1%、保湿ティッシュは222.5%に。特に保湿ティッシュは2〜3月に140%超で伸びており、風邪や花粉症の影響で季節的な購入傾向が強いことがわかった。

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