大谷翔平も絶賛! 伊藤園「お~いお茶」に苦みを抑えた新シリーズ「PURE GREEN」「LEMON GREEN」が登場
2025年3月13日(木)14時43分 マイナビニュース
伊藤園は3月17日、"お茶の常識、すてましょう。"を合言葉に、自由で新しいお茶を提案する香りやお茶のあまみを楽しむ新シリーズ「お〜いお茶 PURE GREEN」「お〜いお茶 LEMON GREEN」を発売する。価格は600ml ペットボトル194円、2Lペットボトル464円。
○大谷翔平選手とグローバルアンバサダー契約
新商品発表会に登壇した伊藤園の緑茶ブランドグループ ブランドマネジャーの安田哲也氏は、「伊藤園は1964年の創業以来お茶の量り売りからスタートし、パックのお茶はもちろん、1985年からは世界初の『缶入り煎茶』を発売、1990年には世界初のペットボトル入り緑茶を発売するなど、お茶飲料をメインに展開してきました」と振り返り、「これまでお茶の常識に沿って開発を進めてきまして、2024年緑茶飲料国内販売金額では伊藤園がシェアトップの36%を占めているものの、近年では日本茶飲料の購買層は50代以上が59.6%を占めるなど、客層の高年齢化も課題となっている」と話した。
そこで「特に若い方に手に取っていただきたい」と2024年4月から大谷翔平選手とグローバルアンバサダー契約を行い、新聞広告や看板、パッケージなどで露出を行ってきた。さらに伊藤園は「日本茶の常識を打ち破っていきたい」と考え、世界にも通用するお茶文化を作り上げることを目指すことになったという。
○キャッチコピーは「お茶の常識、すてましょう。」
近年ではチーズティーやフルーツティーなど新しいお茶も人気が出てきていることから、海外の茶文化からインスピレーションを受けたことを全く新しい日本茶として表現したのが、今回の新商品「お〜いお茶PURE GREEN」「お〜いお茶LEMON GREEN」だ。
安田氏は「新たな日本茶のポジションを築く上での重要なマインドセットとして『お茶の常識、すてましょう。』というキャッチコピーを掲げています。我々の常識を捨てた飲料です」とアピールする。
○若年層ターゲットに苦味・渋みを抑えた味わい
「お〜いお茶PURE GREEN」は「お〜いお茶 緑茶」で取り切れていない20〜30代をターゲットに、爽やかで清々しい香りが特徴の茶葉をブレンド、若葉のような香りを引き出すために火入れを極力抑えてさらに粉末茶葉でアクセントを加えた。特徴は「苦味・渋み」を抑えたこと。特に海外では「苦味・渋み」が敬遠されがちなこともあり、低温で抽出することですっきり&ごくごく飲みやすい味わいにした。通常の「お〜いお茶 緑茶」よりも薄くすっきり感が強いが、「水を常時飲まれる方にお茶の良さを伝えるにはこれぐらいの品質がベスト」と安田氏は自信をのぞかせる。CM撮影で飲んだ大谷翔平選手も「おいしい」とうなずき、「パッケージ、いいですね」と絶賛したという。
「お〜いお茶LEMON GREEN」は無糖のフレーバー緑茶で、レモン×緑茶の新領域を目指す。今後、レモン以外のフレーバーも検討しているというが、まずは紅茶やサワーなどでも親しまれるレモンを使用したフレーバー緑茶を「PURE GREEN」とともに年間商品とし展開する。レモンの爽快感を引き立てる、あまみの強い一番茶を使用し、レモンの爽やかな香りとお茶のあまみを楽しめる味わいに仕上げている。
6月下旬には酷暑に向けた夏限定の「超爽快な緑茶」の発売も予定しているという。