連続テレビ小説の舞台・春満開の島根を堪能!桜舞う風景と歴史の魅力を巡る旅

2025年3月17日(月)17時37分 TREND NEWS CASTER

2025年後期の連続テレビ小説『ばけばけ』の舞台となる島根県が、春の観光シーズンを迎える。今年は国宝松江城の国宝指定10周年を記念した「松江城お城まつり」が開催され、多彩なイベントが予定されている。加えて、島根県内各地で春ならではの絶景やグルメ、伝統行事が楽しめる。


松江城お城まつりの見どころ


「松江城お城まつり」は2025年3月26日(水)から4月9日(水)まで開催される。期間中、松江城周辺の桜がライトアップされ、ぼんぼりや武者大行燈が幻想的な雰囲気を演出する。露店も並び、地元のグルメを味わうことができる。



また、4月5日(土)には「第18代堀尾吉晴公・松江武者行列」が開催され、180名の武者や姫が練り歩く。今年は特別ゲストとして俳優の吉田栄作が豊臣秀吉役で登場し、祭りを盛り上げる。さらに「なりきり武者体験」や「城中いきなり時代劇」など、観光客が参加できる体験型イベントも充実している。


島根の絶景お花見スポット


島根県には、春になると美しい桜の風景を楽しめる名所が点在している。松江市の玉造温泉では、約400本のソメイヨシノが咲き誇り、春の訪れを鮮やかに彩る。夜にはライトアップが施され、温泉街の風情とともに幻想的な雰囲気を堪能することができる。お花見をしながら、しまねの地酒を楽しめるイベントも開催されるため、観光客にとって魅力的なスポットとなっている。


雲南市にある斐伊川堤防桜並木は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている名所である。約2kmにわたり、800本のソメイヨシノが咲き誇る光景は圧巻で、訪れる人々を魅了する。昼間は青空の下に広がる桜並木が美しく、夜にはライトアップによって幻想的な景色へと変貌する。ぼんぼりが灯る夜桜の風景は、春の訪れを感じさせる特別な時間を演出する。



大田市の刺鹿神社では、約500本の桜が咲き誇り、赤い鳥居と桜のコントラストが目を引く。例年4月上旬には満開を迎え、写真撮影のスポットとしても人気を集めている。


浜田市にある三隅太平桜は、その壮大な姿で訪れる人々を驚かせる。根元周囲5.4mの巨大な桜の木は、1935年に国の天然記念物に指定されている。その特徴は、山桜と彼岸桜の特性を併せ持つ珍しい品種であることだ。高さ2mほどの位置から4本の支幹が広がり、春になると白い花がまるで雪のように咲き誇る。その美しさと貴重さから、多くの花見客が足を運び、春の風物詩として親しまれている。



島根ならではの春グルメ


隠岐諸島の岩ガキ



春から夏にかけて旬を迎え、甘みが増した濃厚な味わいが楽しめる。


桂月堂の桜ごよみ



松江の老舗和菓子店「桂月堂」の春限定和菓子。桜葉を練り込んだ白餡を外郎で包んだ上品な逸品。


どんちっちアジ



島根県西部沖で獲れる脂の乗ったマアジ。春から初夏にかけて特に美味しいと評判。


春ならではの観光スポットと施設


はくたチューリップフェア(安来市)



4月中旬に開催。オランダ風の風車を背景に50万本のチューリップが咲き誇る。


鷲原八幡宮 流鏑馬神事(津和野町)



地域の伝統行事で、武士が馬上から的を射る勇壮な姿が見どころ。無病息災や豊作を祈願する。


なかのや旅館(温泉津)



2025年3月にリニューアルオープン。地元食材を活かした和食と赤茶色の源泉かけ流し温泉が魅力。


連続テレビ小説『ばけばけ』の舞台


2025年後期の連続テレビ小説『ばけばけ』の舞台となる島根県で、関連ツアーが開催される。



小泉八雲の曾孫・小泉凡氏が案内する”八雲ゆかりの旅”では、松江や隠岐を巡り、日本の原風景に触れることができる。この春、歴史と自然に彩られた島根で、心躍るひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。

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