福袋に入ってた“定価3万円”の高級魚を大事に育てたら…… 「やりやがったな」涙する結果に「すごい」「ほんと感動」
2025年3月27日(木)21時35分 ねとらぼ
2匹で3万円の高級な鑑賞魚
投稿者は、アクア系YouTuberのKOKOさん。YouTubeチャンネル「みんな〜アクアやろ〜よ!」を運営しており、自宅で飼育中の海水魚やサンゴ、メダカや金魚たちの成長記録などを配信しています。
以前は、巨大な「アクアリウムの福袋」を開封する様子が話題に。今回はその福袋に入っていた、純白の高級メダカ「スノーホワイト」の“その後”を見せてくれるようです。
●2匹で3万円の高級メダカ
人生で初めてお迎えしたという高級メダカ・スノーホワイトたちは現在、室内にある発砲スチロールの中に住んでいます。春になって暖かくなったら、外に出す予定なのだそうです。
しかし、スノーホワイトというメダカの性質なのかどうかは不明ですが、お迎えしてからいくつも困ったことが起きてしまっているとのこと。今回はその困ったことについて話しつつ、春に外へと出すために、さまざまな準備を進めていくようです。
お迎え当初、そのお値段から“絶対に落とせない”と、スノーホワイトを飼育することに強いプレッシャーを感じていたKOKOさん。細心の注意を払いながらお世話をしていたものの、お迎えから1週間後に“ある問題”が発生します。
1つ目の問題は、エサを食べないこと。そして2つ目の問題は、KOKOさん自身がメダカたちから恐れられていること。離れて動画を撮影しているKOKOさんが少し動くと、スノーホワイトたちはあっという間に泳ぎ去ってしまいました。
KOKOさんが「怪物じゃないのよ……」と寂しそうに呟いていると、なんとスノーホワイトが突然エサを食べ始めました。しかしよく見ると、食べているように見せかけてエサを吐き出しているようです。これはもしや、エサが口に合わないのでしょうか……?
それから2週間後、KOKOさんはスノーホワイトのエサ用にオオミジンコを購入。ペットボトルに詰めて送られてきたオオミジンコをグリーンウオーター(植物プランクトンが大量に発生している水)に入れ、増えてくれよ……と願いを込めるのでした。
一方そのころ、スノーホワイトたちは……。粉のエサを食べないことからアカムシを与えてみたところ、元気いっぱいに食いついてくれました。高級なアカムシは食べるのか……と思いつつ、取りあえず食べてくれたことに安堵するKOKOさんなのでした。
その9日後、飼育容器のオオミジンコは一目見分かるほどに数が増えていました。さらに3日後、緑色だった水がほぼ透明に。オオミジンコが植物プランクトンを食べて増え、増えたオオミジンコがさらに植物プランクトンを食べているようです。
そこで外にいる他のメダカたちの水槽からグリーンウオーターをいただき、飼育容器の水を変えることに。ついでにオオミジンコをスノーホワイトたちにあげてみると、すごい勢いで食いついてくれたのでした。
●スノーホワイトを観察する
翌日、100円均一で網や水温計などを購入してきたKOKOさん。スノーホワイトを細長いケースに入れて横から見てみると、お迎え当初より丸々と太っていることが分かります。おなかの具合から考えると、メスは卵を持っているかもしれません。
●スノーホワイトの繁殖を目指す
そして1カ月後の現在、スノーホワイトたちは近づいても逃げることはなくなりました。しかし、今もオスとメスが1匹ずつしかいないこと、弱らせてはいけないことから、スノーホワイトを飼育することに強いプレッシャーを感じているようです。そのためなるべく早く卵を産んでもらおうと、環境を整えていくことに。
メダカが卵を産むとされている条件について話しつつ、メダカが卵を産む場所となる「産卵床」を作ってみることにしたKOKOさん。購入したシュロ皮を煮て干して、切って結んで加工して……完成した産卵床をスノーホワイトの飼育容器に入れてみると……うれしいことに、2匹はあっという間に産卵床の中へと入ってくれたのでした。
翌日。産卵床をチェックしてみると……なんとスノーホワイトは入れたばかりのお手製産卵床に、卵を産んでくれていました。思わず手が震え、泣きそうになるほど喜ぶKOKOさんに対し、「メダカになるまで安心しちゃダメだよ」と突っ込むお母さん。ふたりの掛け合いに、ふふっと笑顔になってしまいますね。
この後、卵が無事にふ化するのか、またどんな稚魚が生まれてくるのか……スノーホワイトたちの今後の様子が気になりますね!
●「おめでとうございます!」「努力が実ってよかった!」の声
動画には「おめでとうございます! 生き物の出産・産卵はほんと感動しますよね」「KOKOちゃんとママさんの掛け合い最高です、ママさん物知り! スノーホワイトたくさん増えると良いですね」「努力が実ってよかった! すごい」といった、たくさんのコメントが寄せられていました。
KOKOさんは、同チャンネルのほか、InstagramとX(旧Twitter/@koko50482745)も運営中。自宅のアクアリウムの様子や情報などを発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「みんな〜アクアやろ〜よ!」