【急げ!】今年のミスドと祇園辻利コラボはヤバい! もはや結構いい店の和菓子

2025年3月27日(木)14時0分 ロケットニュース24

2025年3月26日から、ミスドで今年の祇園辻利コラボ「Mister Donut×祇園辻利 第一弾」が始まった。

もはや毎年恒例で、毎回ガチに美味いので今さら美味いと言っても、つまりいつも通りでしょう? という感じになりそうだが……今年のはマジでラインを超えた

ドーナツとしてのラインを超えてもはやケーキみたいな展開は何度もあったが、今回はライン越えして和菓子っている。それも、老舗百貨店に入ってるような良い店の和菓子とやり合えそうなクオリティ。

・5種
今回登場したのは5種のドーナツ。名前と価格は以下の通り。価格は(テイクアウト/イートイン)の表記となっている。

ポン・デ・ダブル宇治抹茶(216円/220円)
ポン・デ・ザク宇治抹茶 きなこ(237円/242円)
ポン・デ・宇治抹茶 黒糖わらびもち(237円/242円)
宇治抹茶づくし(270円/275円)
宇治抹茶 栗あずき(270円/275円)

・ノーマル
まずはポン・デ属のベースとなる「ポン・デ・ダブル宇治抹茶」から。

宇治抹茶が練り込まれたポン・デ・リング生地が最大の武器。片面が宇治抹茶チョコでコーティングされている。公式HPによると、抹茶商品には一番摘み宇治抹茶を限定使用しているらしい。

・ザク
続いて「ポン・デ・ザク宇治抹茶 きなこ」。おや? この表面についているのは、「ゴールデンチョコレート」と同じやつかな……?

否! このザクザクしたものは、きなこクランチ! 商品名のきなこ成分はここにあるのだ。

抹茶味のポン・デ・リング生地はしっとりソフト。そこにきなこクランチのハードなテクスチャーをアドすることで、まとう世界観が一気に広くなっている。

これは餅フィリングや餡子等と合わせても美味そうだ。きなこクランチに高いポテンシャルを感じる。

・わらび餅
スペシャル感があるのが「ポン・デ・宇治抹茶 黒糖わらびもち」。

ビジュアルはシンプルだが、中に色々仕込まれている。

黒い半透明なのが黒糖わらびもち。抹茶ホイップと共にサンドされているという構造。しっとりめの生地に、ぬちっとした黒糖わらびもちが加わり、トータルのソフト感が増している。

・栗
さて、そろそろ冒頭で煽ってたわりにそんなに……と思ったころだろう。まあそれはそう。ここまでの3種はわりと従来通りのクオリティだ。

ヤバいのは残り2種である。まずは「宇治抹茶 栗あずき」。ぱっと見はまあ普通。

中も、小豆餡と栗餡でまあ……という感じ。

しかし食べると凄いのだ! まずこのドーナツ生地。これが何か様子がおかしい

例えるなら、オールドファッションのようにホロホロと崩れる感じだが、しかしフレンチクルーラーのようにエアリーで軽い。

そして言うまでもなく抹茶が練り込まれている。何だこの新型の生地は……!! この生地に2種の餡が合わさり、栗羊羹的な風味の和菓子っぽい謎の食べ物になっている。

・抹茶
そして頂点に君臨するのが「宇治抹茶づくし」。こいつはもうビジュアルから凄そうだろう。

表面を覆う緑の粉は抹茶パウダー。容赦ない苦みと旨味のあるガチな抹茶の粉だ。そして内部に仕込まれているのは抹茶わらびもち抹茶ホイップ

分解しようとしたが、わらびもちとホイップが完全に生地に癒着しており、ホロホロエアリーな生地が耐えられず崩れ去ってしまった。

表面の粉、生地、わらびもち、そしてホイップと全てが抹茶。しかも異なる食感! 「宇治抹茶づくし」という名は伊達ではない。ウマさも伊達ではない。

ドーナツなのだが、完全に新しい未知の和菓子的なオーラを感じる味わい。ミスドの祇園辻利コラボが新世代に突入している。

5種もあるのと迷うかと思うが、とりあえず「宇治抹茶づくし」を食べておけば間違いないと思う。

参考リンク:ミスタードーナツ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

画像をもっと見る

ロケットニュース24

「祇園辻利」をもっと詳しく

「祇園辻利」のニュース

「祇園辻利」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ