会社の新人に「どうしても直してほしい」マナー、言葉遣い、挨拶、その次は? 調査で明らかになる

2024年3月29日(金)9時43分 マイナビニュース

リクルートマネジメントソリューションズは3月26日、「社会人のマナーに関する調査」の結果を発表した。調査は2023年12月1日、新入社員284人、先輩・上司400人を対象に行われた。
まず、全回答者にビジネスマナーに対するイメージを尋ねてみた。
すると、新入社員では、「堅苦しい・古い」が26.0%、「複雑・難しい」が18.4%、「面倒くさい」が13.5%となり、先輩・上司では「必要不可欠」が21.3%、「基本常識」が17.0%、「社会人として必要・基本」が12.5%でそれぞれ上位となった。
次に、新入社員に対し、これだけは身につけたいマナーを聞いたところ、最も多かったのは「挨拶」で18.8%となり、以下「言葉遣い」が18.2%、「宴席・食事のふるまい」が13.8%で続いた。
一方で、先輩・上司に、身近な新入社員に対してどうしても直してほしいと思うマナーについて尋ねると、「言葉遣い・コミュニケーション能力」が30.7%で最多となり、以下「挨拶」が17.3%、「一般常識がない」「馴れ馴れしい」がそれぞれ8.7%で続いた。
直してほしいマナーにおいてどのような対応をしたかについては、「当たり障りない言葉で伝えた」が49.6%で最多となった。「新入社員が納得するまで話し合った」は20.6%、「見て見ぬふりをした」は16.3%。
新入社員のマナーに対する指摘・指導に難しさを感じている人は、「とても感じている」(18.0%)、「やや感じている」(34.3%)と合わせて半数以上が難しいと答えている。
その理由としては、「厳しく言うと辞めてしまう」「生まれてからの教育方式が違うので、今までの指導法では通用しない」「どこまで言っても良いものか、パワハラにならない範囲が分からない」「ぎくしゃくした関係性になりたくない」など。
マナーを実践して、得をした・プラスの影響があった経験については、「取引相手に好感を得られた」「周りからの評価が上がった」「クレームが無くなったので、心が少しだけ軽くなった」などのコメントが挙がった。
損をした・マイナスの影響があった経験としては、「あらゆる方面からお叱りを受けた」「ビジネスメールにおいて、返信、対応が遅くなりビジネスチャンスを逃した」「他者からの評価の低下」などが挙がっている。

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