U-NEXT、米ワーナーメディアと独占契約締結でHBO&HBO Maxの新作配信 人気声優起用の日本独自戦略も

2021年3月30日(火)13時45分 シネマカフェ

「レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星」(C)2021 WarnerMedia Direct, LLC. All Rights Reserved. HBO Max(TM) is used under license.

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動画配信サービス「U-NEXT」を運営する株式会社U-NEXTが3月30日、米ワーナーメディアとSVODにおける独占パートナーシップ契約締結を発表。今後、HBO及びHBO Maxオリジナルの新作がU-NEXTで視聴できるようになる。

HBOといえば、世界中で大旋風を巻き起こした「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」など、常にハイクオリティで先進的な作品を送り出し続ける、アメリカのプレミアムチャンネル。また、2020年5月にアメリカでローンチされた、ワーナーメディアが提供する動画配信サービスHBO Maxも含めた全米の加入者数は4150万人(2020年12月末時点)にのぼり、日本でもその動向に注目が集まっている。

U-NEXTでは、ワーナーメディアとのSVODにおける独占パートナーシップ契約の締結により、HBO及びHBO Maxオリジナルの新作の日本初独占見放題配信、そして、HBOの人気タイトルの独占見放題配信が実現することになった。


今回の決定で、目玉ともいえる作品が、リドリー・スコットが製作総指揮に立ち、第1話、第2話の監督も務めた「レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星」だ。誰もが知るSF界の巨匠をして「SFというジャンルの中で常に未開拓の領域を探してきた私が、ついに真の独創性を見つけた」と言わしめた本作は、全米配信開始たった2週間で、シーズン2制作が決定する盛り上がりを見せたSFサバイバル超大作。神秘的な未開の惑星で、人間の子どもを育てる2体のアンドロイドが、信仰なき新たな世界を創る使命のために戦う。

日本独自の戦略として、U-NEXTが取り組むのが人気声優を起用した吹替版の制作。「レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星」では、沢城みゆき、小林親弘、諏訪部順一といった実力も兼ね備えた声優が起用されて、既存のアニメファンが海外ドラマに興味を持つきっかけ作りを狙っていく。


また、史上最高のプロゴルファーとして名高いタイガー・ウッズの栄光と挫折に迫る2部構成のドキュメンタリー「タイガー・ウッズ / 光と影」も同じく4月1日から独占配信。こちらはトム・クルーズユアン・マクレガー、キアヌ・リーブスなどの吹き替えでも広く知られる、声優の森川智之がタイガー・ウッズの声を担当する。

加えて今後、HBO期待のドラマシリーズ「The Nevers(原題)」、数々の賞を総なめにした舞台の映画化であるスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮『Oslo(原題)』など、幅広いジャンルの作品を日本初独占見放題で配信される予定になっている。

「レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星」は4月1日(木)よりU-NEXT独占見放題配信(字幕・吹替版ともに同日配信)。

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