「新しいことにチャレンジしなければ」と心が揺さぶられる<4月の開運法>とは?人気占い師「気持ちが乱れていると運も乱れる。<十二支の法則>を思い出してまずは4日間だけでも…」

2025年4月4日(金)6時30分 婦人公論.jp


(イラスト:stock.adobe.com)

“季節の養生”と呼ばれるほど、季節や暦を重視する「中医学」。そして中医学と実は根源的な理論や原典が共通する「東洋占術」。その二つを組み合わせて、まったく新しい<開運養生>という概念を生み出したのが著書累計45万部の漢方コンサルタント・櫻井大典氏と、メディアで引っ張りだこの占い師・暮れの酉氏です。本稿では、2024年12月に発売されて話題になっている二人の著書『開運養生12か月』から一部を抜粋・編集。春の土用(4月17日〜5月4日頃)を迎える今取り入れたい「4月の開運法」について紹介します。

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知らず知らずのうちにストレスをためがちな新年度


新しい環境に身を置くことも多い新年度。

その結果、知らず知らずのうちに緊張したり、ストレスを抱えてしまう…なんて人も多いのでは?

特に、春の土用に入る頃(4月17日)には、「とにかく頑張らねば!」と肩に力が入っている人が多いタイミング。そんな“4月の開運法”について、ご紹介していきましょう。

「なんだ、ただの占いか」と思われる人もいるかもしれませんが、じつは古代中国の思想において、もっとも大切にされてきた自然哲学の理論「陰陽五行説」にもつながる「十干十二支」という暦を使った“開運法”は、まさに、数千年の歴史に裏付けられた東洋の智慧の結晶なのです。

4月の十二支は「辰(たつ)」


4月の十二支は、「辰(たつ)」です。


『開運養生12か月』(ワニブックス/著:櫻井大典、暮れの酉)

「辰」という字に「あめかんむり」を乗せると、地震の震、震えるといった意味合いの漢字になりますが、これは、良くも悪くも活発に振動し、動くためのエネルギーが強くなるというイメージ。ちょうど新度、新学期ということもあり、直感的に「何かやってみよう」と思い立つ人も多いかもしれません。

ところが、この動くエネルギーに翻弄されてしまうと、気もそぞろに。じっとしていられず気が休まらない、という人も少なくないでしょう。

五行でいうと、4月前半は「木(もく)」のエネルギーを持ちますが、4月後半、春の土用に入ると「土(ど)」の五行に切り替わります。

季節の変わり目で疲れやすい時期ですから、環境に流されず、頑張りすぎないよう意識してみてください。新生活とはいえ気張らず、地に足をつけた生活を心がけましょう。

「仕事・勉強の成果」に関する重要なタイミングとは?


4月。なんとなく「新しいことにチャレンジしなければ」と心を揺さぶられ、必然、焦りを感じる瞬間が増えるかもしれません。


(イラスト:stock.adobe.com)

桜が咲いて散り、風景すらも慌ただしく変化する季節。心が安定しているほうが難しいかもしれませんね。

ただし、気持ちが乱れるままに生活していると、運も乱れてしまうもの。とくに、結果をすぐに求めてしまうタイプの焦りは、人生にはもっとも不要な感情だといえるでしょう。

仕事で成果を出している同僚と比べて「自分には才能がないのかも」と焦ったり、語学を勉強し始めたばかりにもかかわらず「難しい!」と諦めてしまっては、幸せを自ら遠ざけてしまいます。

成果が出るタイミングとは


じつは、<十二支の法則>に当てはめてみると、成果が出るにもタイミングがあるとされています。

少々、専門的な話になりますが、十二支をグループ分けする「三合(さんごう)」という考え方があり、それを暦に当てはめていくと、今日始めたことは、4日後、8日後、12日後に、今月動き出したことは4か月後、8か月後、12か月後に、それぞれターニングポイントを迎えるとされるのです。

そこで、もし焦りに負けそうになったときは、この法則を思い出して、まずは4日だけでも、目の前の仕事や勉強を、つづけてみてください。きっと何らかの目安がつくはずです。

あるいは、頑張ってつづけても違和感が強くなるようなら、選んだ道が合ってない可能性を疑ってみましょう。運を開くために必要なのは、やみくもな忍耐ではありません。合わないものからは距離をとるのも大事なことなのです。

「4月の開運養生アクション」


すぐに結果を求めて焦ると、運も逃してしまうというお話をしました。そこで、中医学的な理由も含めつつ「4月の開運養生アクション」をご紹介していきます。

【カラオケで歌う】

大きな声で歌うと、周囲の空気が声の振動で震えます。つまり、「震」の意味を持つこの時期に、カラオケこそうってつけの開運アクション。新しい環境を迎えるときですので、歓迎会などで仲間と一緒でも、また一人でも、ぜひカラオケに足を運んでみましょう。

【髪型を変える】

東洋占術で用いる「十二支」や「十干」といった中国の古い暦ですが、不思議なことに、西洋占星術とリンクすることも少なくありません。たとえば、4月は牡羊座にあたりますが、牡羊座が持つ猪突猛進、戦いを挑んでいくといったイメージは「辰(震)」と重なります。

そこで、牡羊座が象徴する頭・髪の毛を変えることも、開運アクションのひとつに。4月、気持ちも新たにヘアスタイルを変えるといいでしょう。

【ガーデニング】

中医学では、五行の「木」のエネルギーが活発になる春は、「土」のエネルギーを抑制し、胃腸のトラブルなどにつながると考えます。したがって、土に触れ、大地のエネルギーをもらうといいでしょう。

とくに、ガーデニングはおすすめ。季節の花を寄せ植えするのも楽しいですし、薬膳効果のあるハーブを栽培すれば一石二鳥です。ただし、できれば春の土用に入る前、4月半ば頃までに行うといいでしょう。

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<まとめ>

新しい季節を迎えるこの時期、ご紹介した4月の開運法を取り入れながら、なるべく心揺さぶられず、焦ることなく、できるだけ心を安定させて、運の力を味方につけて過ごしましょう。

また、ここまで読んでくださった方に、さらなる開運情報を。

五行の「木」と「土」が強まる4月は、それら両方を弱めてくれる「金」の数字である4と9のつく日がラッキーデーとなります。4日、9日、19日など、ぜひ意識して過ごしてみてくださいね。

*人気漢方家が解説!数千年の歴史を持つ「中医学」「東洋占術」を活用した<4月の養生法>はこちら

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