「オーツミルク」が人気上昇中!高栄養・低カロリーな植物性ミルクを食事に取り入れて、健康・美容維持に。オートミールがあれば手作りも可能!

2024年4月10日(水)7時30分 婦人公論.jp


イメージ(写真提供:Photo AC)

今、オーツ麦から作られる「オーツミルク」の市場規模が拡大しています。食物繊維やビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいるだけでなく、牛乳や豆乳と比べて味の癖が少なく飲みやすいことも人気の理由です。オーツミルクの基礎知識と楽しみ方についてご紹介します。

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オーツミルクとは?


オーツミルクとは、オートミールの原材料でもあるオーツ麦(えん麦)から作られる植物性のミルクです。牛乳、豆乳に続く「第3のミルク」として注目されています。

オートミール同様栄養価が高く、低脂肪・コレステロールフリーであることから、ダイエット中の人や健康志向の人におすすめです。

また、牛乳や大豆にアレルギーのある人や、牛乳でお腹を壊してしまう乳糖不耐症の人にも適しています。

オーツミルクは近年欧米で人気となっており、日本でも徐々に広まりつつあります。

最近では、明治やクラシエがオーツミルク商品の販売を開始したり、飲食店がオーツミルクを使用したメニューを提供したりするなどの動きが見られます。

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オーツミルクの特徴


<味>

牛乳や豆乳と比べて癖が少なく、あっさりとした味わいです。また、オーツ麦由来のほのかな甘味もあります。

<栄養>

一般的なオーツミルクには、ダイエット効果や美容効果、整腸効果のある栄養素が豊富に含まれています。

・ビタミンB2

糖質や脂質などさまざまな栄養素の代謝を助け、髪や爪、皮膚などの再生に役立ちます。

・ビタミンD

カルシウムの吸収を助けます。

・カルシウム

骨を強化します。単体では吸収率が悪い栄養素ですが、ビタミンDと合わせて摂ることで効率的に吸収することができます。

・食物繊維

腸内環境を整え、便通を改善します。

特に、オーツミルクの食物繊維に含まれる「β-グルカン」には、食後の血糖値の上昇をおだやかにしたり、血液中のコレステロールを減らしたりするなど、さまざまな健康効果があることがわかっています。

・不飽和脂肪酸

血圧を下げたり、悪玉コレステロールを減らしたりする働きがあり、動脈硬化の予防などに効果的です。

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オーツミルクを楽しむ


<選び方>

オーツミルクは通販サイトのほか、スーパーやコンビニでも購入できます。

商品によっては、味や口当たりの調整のために砂糖や甘味料、油、保存料、香料などを使用している場合があるため、例えばダイエット志向の人なら砂糖や油を使っていないものを選ぶなど、摂取する目的に合わせて決めるのがおすすめです。

<楽しみ方>

オーツミルクは癖が少ないため、そのままでもおいしく味わうことができますが、他のドリンクに混ぜたり、牛乳や豆乳の代わりに料理の材料として使ったりすることもできます。

(例)

・紅茶やコーヒーに混ぜて飲む

・シリアルやオートミールにかけて食べる

・粉末のプロテインを混ぜて飲む

・スムージーにする

・スープや焼き菓子などの材料に使用する

<作り方>

オーツミルクは、オートミールさえあれば家で手作りすることができます。

(材料)

・オートミール 50g ※粒の粗いロールドオーツがおすすめ

・水 200mL

(手順)

(1)オートミールを水に浸し、ミキサーで撹拌する。

(2)ドロドロになったらキメの細かい布で1〜2回濾して完成。

出来上がったオーツミルクは、冷蔵庫に入れ、1〜2日を目安に飲み切るようにしてください。

また、オーツミルクを作った後に残る搾りかすは、クッキーなどの材料や洗顔料として使うことができます。

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