美術館でととのえる!? アートを通してサウナの「ととのう」を提案する新感覚の展覧会が開催するってよ〜!

2025年4月12日(土)0時15分 Pouch[ポーチ]

サウナ用語としてすっかりおなじみとなった「ととのう」ですが、サウナ界隈から聞いた話によると、ととのうことで感覚が研ぎ澄まされるのだそう。音がクリアに聞こえたり、いつもとは異なる視点からアートを楽しめたりするようなんです。

この春には美術館×サウナを組み合わせた展覧会「ととのう展 〜ヘルスケアにつながる美術館〜」が開催されます。いったいどんな体験ができるのか気になりすぎるんですケド……!!

【新感覚な展覧会が始動! 見どころは?】
福島県北塩原村にある諸橋近代美術館にて、2025年4月12日から6月29日まで開催される「ととのう展 〜ヘルスケアにつながる美術館〜」。アートを通して「ととのう」を提案する新感覚の展覧会です。

■見どころ①:画家たちが「ととのった瞬間」を追体験
印象派をはじめとした画家たちが感じた「ととのい」を絵から読み解き、追体験できる企画。19世紀以降に広まった「戸外制作(=外で絵を描くこと)」をもとに自然に魅了された画家たちの作品を紐解いていきます。

さらには、サルバドール・ダリが描いたダンテ『神曲』天国篇の挿絵版画から、ダンテやダリが想像した天国世界を紹介。私たちにとって天国とはどのようなところなのか、究極のととのった世界を想像してみてください。

上左:ピエール=オーギュスト・ルノワール《モーリス・ドニ夫人》1904 上中:アルマン・ギヨマン《アゲイ湾》1910 上右:タナカカツキ《サウ画「ととのったーっ」》 ©タナカカツキ 2022 下右:モーリス・ユトリロ《モンマルトルのソル通り》1914

■見どころ②:美術鑑賞における健康増進効果を科学的に検証
美術館×ヘルスケアの可能性について科学的に検証するコーナー。サウナ体験やマインドフルネスにヒントを得た鑑賞法の紹介や、サウナブームを牽引する『マンガ サ道』の原画展示なども実施します。

『マンガ サ道』の作者であるタナカカツキさんが本展のためのに描き下ろしたオリジナル漫画の無料配布や、諸橋近代美術館(略称:モロビ)をイメージして描いた「モロビでととのったーっ!」Tシャツや缶バッジも販売するのだとか♪

タナカカツキ《サウ画「ととのったーっ」》©タナカカツキ 2022

また会場では「ととのう鑑賞体験に導く脳と体のエクササイズ」や「展覧会オリジナルBGM」も用意しているようです。

どの企画も唯一無二すぎるわッ!

【サウナに入れるサウナフェスも開催されるのだ】
しかもですね、この展覧会にはサウナ(!)まで登場しちゃうようなんですよ。

開催初日となる4月12日と4月13日には、関連イベントとして「モロビでサウナフェス」を開催します。大自然のなかで体験できるサウナが各日8〜10個設置されるらしく「サウナでととのったあと美術鑑賞する」といった体験もできちゃうの!

美術館で開催するサウナイベントとしては「国内初」かもしれません。なかなかニッチなイベントではありますが、ちょっぴり、いやかなり興味をそそられるゾ……!!

入場料は一般1300円、 高校・大学生500円、中学以下は無料(すべて税込み)。猪苗代駅から車で20分〜30分とややアクセスしづらいですが、国立公園内に位置していることもありリフレッシュするには最高の場所ですよっ♪

参照元:諸橋近代美術館、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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