部下は終電ギリギリまで待機、上司は18時に帰宅し爆睡 「異常行動」にウンザリして退職した男性

2025年4月18日(金)21時55分 キャリコネニュース

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職場のルールを平気で破り、連絡も怠るような人物が上司では、部下は迷惑で仕方ない。投稿を寄せたのは神奈川県の40代男性。以前勤めていた会社で、ある部長について


「自分の直属の上司でしたが、行動が異常な人がいました」


と語る。一体何が「異常」だったのか。(文:湊真智人)


直帰はダメなはずなのに…



男性は他の同僚に比べて残業が多く、毎朝の出勤も早かったため、会社の鍵を預かっていた。そのため、同僚らが仕事を終えるのを見届けてから施錠をして帰るのが毎日の「ルーティーン」だった。


自身が終電に間に合うためには「だいたい22時30分くらいが退社のリミット」だったという。そんな中、こんな出来事が起こった。


「ある日、部長は日帰り出張があり帰社予定時間は19時との事、私はいつも通り残業をしておりましたが部長は20時を過ぎても帰社せず、個人携帯に電話をしても繋がりませんでした」


この会社は規則上、営業職を含めて直帰は許されていなかった。しかし部長は一向に姿を見せない。


「私は業務を終え、帰宅したいのですが部長が帰社しないと施錠が出来ない為、しばらく職場で無為な時間を過ごしました。その間、部長の個人携帯、会社支給の携帯に連絡しましたが繋がらず……」


時間だけが過ぎ、とうとう22時を回ってしまった。終電の時刻が迫り、焦った男性は「課長」に助けを求めた。


「主人は18時に帰宅し、風呂に入って今は寝ています」


課長の個人携帯に電話し、部長の自宅連絡先を入手。すぐさま電話をかけると、妻が応対した。事情を伝えた男性は、妻の返答に耳を疑った。


「主人は18時に帰宅し、風呂に入って今は寝ています」


もちろん男性は唖然とした。


「……私が無為な時間を過ごしている時にコイツは連絡もせず寝てやがるのか…?」


直帰は禁止のはずだが、部長は公然と規則を破り、惰眠を貪っていた。施錠が出来ずに焦っていた男性は怒り心頭だったに違いない。


翌日、部長に説明を求めると、当の本人は悪びれることなく、こう言い放った。


「自分は係長に直帰の連絡をした。それを君に連絡しない係長が悪い」


無断直帰の問題を棚上げし、他人に責任転嫁したのだ。これには男性も呆れ果て「私に連絡をしなかった係長も悪いですが」としつつ、


「直接会社に電話をすれば解決するのですが、直帰をしたのが会社にバレるとマズイと思ったのでしょうね」


と推測している。


この他にも、部長は様々な問題を起こしていたが、会社側がそれを咎めることはなかったという。改善の見込みがないことに失望した様子で、その後の顛末をこう語る。


「私は、残業が多く、こんな適当な上司がいる職場に嫌気がさして退職をしました。こんな会社は早く無くなれば良いですね」

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