学生服のボタンは取り外してから洗って! 企業が教える洗濯の基本に「なるほど」

2025年4月18日(金)18時10分 grape

※写真はイメージ

制服のある学校は、登下校を含む多くの時間を制服で過ごすので、日を追うごとに汚れていきます。

近年は洗える学生服も増え、家庭での洗濯が身近になりました。しかし、制服の洗濯に慣れていないと素朴な疑問が次から次へと出てくるのではないでしょうか。

その1つが、ブレザーと学ランどちらにも付いている『ボタン』です。

菅公学生服株式会社が運営する、カンコー学生服のウェブサイトでは、学生服を洗濯する際のボタンの取り扱いを紹介しています。

ボタンは『取り外す』のが基本!

※写真はイメージ

校章が入っているボタンは、一般的なボタンとは違い膨らみがあり、凹凸もあります。

何気なく当たっただけでも「痛い」と感じるので、遠心力が加わる脱水時の衝撃は計り知れません。

ボタンを付けたまま洗濯をすると、ボタンが洗濯槽に当たって割れたり、衣類を傷めたりすることがあります。

カンコー学生服 ーより引用

制服と洗濯機の両方が傷むと親子ともども心が痛み、買い替えにより家計にも打撃を与えます。そのため、制服はボタンを外してから洗濯するようにしましょう。

学生服のボタンは『チェンジボタンタイプ』と『縫い付けタイプ』があり、取り外しに向いているのは『チェンジボタン』です。

洗濯を始める前に、まずは制服のボタンがどちらのタイプかを確認しましょう。

ボタンの取り外し方

チェンジボタンだった場合は、次の手順で取り外します。

1.ボタンの裏側にあるチェンジボタンを指で傾け、フックを確認する。

2.フックを爪で押し広げチェンジボタンを引き抜く。

3.ボタンとチェンジボタンをなくさないように保管する。

前見頃のボタンのみチェンジボタンタイプ、袖のボタンは縫い付けタイプという場合は、チェンジボタンタイプのボタンのみ取り外しましょう。

すべてのボタンが縫い付けタイプの場合や、縫い付けタイプのボタンが残る場合は、制服を裏返してから洗濯ネットに入れて洗濯します。

縫い付けボタンの制服は、洗濯する前に取れそうなボタンがないかも確認しておきましょう。

洗濯中にボタンが取れてしまうと、脱水時の遠心力によりボタンが傷付いてしまうかもしれません。取れそうなボタンは洗濯前に付け直しておきましょう。

ボタンの取り付け方

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取り外したボタンとチェンジボタンは、制服が乾いてから取り付けます。以下の手順で取り付けましょう。

1.ボタンホールにボタンの足を制服の表から挿し込む。

2.ボタンの部分を裏返し、チェンジボタンのフックをボタンの足に引っかける。

家庭での洗濯だけでなくクリーニングに出す際も、取り外せるボタンは取り外しておくのが理想です。

校章の入ったボタンは替えが利かないので、トラブルを防ぐためにも洗濯前にボタンの種類をしっかり確認しておきましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典 カンコー学生服

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