LINE利用率8割…10代のTikTok利用率は4割

2023年4月20日(木)9時45分 リセマム

SNS利用率調査

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NTTドコモ モバイル社会研究所は2023年4月17日、「スマホ・ケータイ所有者のSNS利用動向について」の調査結果を公表した。スマートフォン・携帯電話の所有者のうちLINE利用率が83.7%で、10代ではTikTokの利用率が42.5 %と世代別でもっとも多くなった。

 調査は2023年1月、全国の15〜79歳の男女6,559人を対象に、インターネットを利用して実施。LINE、Twitter、インスタグラム、Facebook、TikTokの利用率(月に1回以上利用)について調査した結果、LINEがもっとも多く83.7%となった。ついで、Twitter(43.2%)、インスタグラム(39.9%)、Facebook(24.7%)と続いた。また、TikTokは10.5%の利用率となった。2019年のLINEの利用率は66.8%で、ここ数年は横ばいだったが2023年には83.7%と増加した。

 年代別のSNS利用率では、LINEが10〜70代のすべての年代で幅広く利用されていることがわかった。10代〜60代で8〜9割が利用し、60代で80.1%、70代でも72.7%となった。2022年と比較すると60〜70代のLINE利用率は約4ポイント増加している。

 LINEの次に利用率が高いのはTwitterで、10〜20代で約8割が利用しており若年層に人気があることがうかがえる。インスタグラムも若年層を中心に人気があり、10〜60代まではFacebookよりも利用率が高くなった。Facebookは全世代で1〜3割程度の利用率にとどまった。TikTokは若年層に人気があり、10代の利用率は42.5%と全世代でもっとも高くなった。

 モバイル社会研究所は、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を「ケータイ社会白書」としてWebサイトで公開している。

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