コスモ、「DX銘柄2025」に初めて選定 - 企業価値向上のためのDX推進が評価

コスモエネルギーホールディングスはこのほど、経済産業省、東京証券取引所および独立行政法人情報処理推進機構が主催する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2025」に初めて選定された。
DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値向上のためにDXを積極的に推進し、優れたデジタル活用の成果を上げている企業を選定する制度だ。
コスモエネルギーグループは、企業価値向上のため、持続可能な価値創造と事業継続の基盤を最重要マテリアリティとし、中長期目標「Vision2030」において「未来を変えるエネルギー、社会を支えるエネルギー、新たな価値を創造する。」を掲げ、「グリーン電力サプライチェーン強化」「次世代エネルギー拡大」「石油事業の競争力強化・低炭素化」に取り組んでいる。
また、第7次連結中期経営計画における経営基盤変革の3本柱(HRX、DX、GX)のひとつとしてDXを重要な主軸に位置づけ、「デジタル・ケイパビリティ」の向上と「チェンジマネジメント」の推進によるビジネスモデル変革をしている。
今回の選定では、経営基盤変革の一環としてDX戦略を策定し、全社員参加型のDX推進体制を構築し具体化して進めている点や、製油所を仮想空間に再現することで、製油所業務における働き方改革や省力化をしつつ保安力を向上させることをめざした取り組み等が評価された。
今回の選定を受け同社では、「今後も、DXを重要な経営戦略のひとつとして位置づけ、『デジタル・ケイパビリティ』の向上と『チェンジマネジメント』の推進によるビジネスモデルの変革に取り組むことで、持続的な中長期での成長と企業価値の向上に取り組んでまいります」とコメントした。