150万円で買ったジャングル廃墟→家族3人で本気DIYしたら……「良くなりすぎた」 見違える結果に「やばい」「憧れる」
2025年4月21日(月)10時35分 ねとらぼ
草木ボーボーの山にある廃墟
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「山の廃墟を天国にする計画」。経験ゼロの家族3人が協力し、150万円で購入した築55年の山の中にある廃墟を最高の場所(天国)にするべく、日々奮闘しています。
今回は裏庭を整備し、快適な空間へと変えていく様子を見せてくれるようで……?
庭作りをはじめて4日目。作業は順調に進んでいて、庭の一部はほぼ完成しているそうです。石積みと固まる土で作ったアプローチを歩き、裏側に抜けると……なんといつの間にか、階段ができているではありませんか。どうやら投稿者さんがいない間に、本職の方が作業を進めてくれていたようです。
現在裏庭になっている場所は、もともと草木がうっそうと茂り、辛うじて上に行けるような荒れ地だったとのこと。そこから解体や伐採を行い、階段が作れるような状態にまで整えたのだとか。
階段については“安く・丈夫に・格好よく作る”ために、U字溝を使うアイデアを出してもらったとのこと。U字溝を横にして階段にするというアイデアにも、手際よく作業を進めていく様子にも驚くばかりです。さすが本職の方ですね……!
U字溝を全て設置した後は、踏面を整えていくことに。ならして砕石を敷いて作った下地は、余っていた固まる土で舗装することにしたようです。しかし少々土が足りなかったため、仕上げと土を固めるための水まきは翌日に持ち越すことになったのでした。
続いて、笹が浸食しているエリアの整備を行うため、ひとまず草刈り機で笹を伐採することに。以前このエリアの笹を全て刈ったそうですが、たった1年でこれだけ生えてきてしまったのだとか。この竹やぶとの戦いは、しばらく続きそうですね……!
笹を刈り終わったエリアには、持ってきてもらった木を植えていくようです。本職の方がバランスを見ながら木を配置していきますが……残念ながら、ここで日が暮れてしまいました。今日の作業はここまでです。
そして迎えた翌日。階段に足りなかった固まる土を敷き、1回目の水まきが終わりました。もう1回水をまいて一晩待てば、土が固まって階段が完成するそうです。
続いて、余った芝をいただき、階段の脇に敷かせてもらうことに。まずは、芝が密着するように整地を行い、敷き方を教えてもらいながら1枚ずつ丁寧に敷いていきます。その後は芝の目砂を全体にまき、ホウキではいてなじませ、芝の断面が覆われるように土をかぶせたら完成です。
芝生の後は、木くずが雑然と置かれているエリアをキレイにします。まずは木をどかし、土をならして整地。大体キレイになったら近くに群生しているシャガを移植し、最後に落ち葉をかければ……自然になじみ、いい感じの仕上がりになりました。
その後は植えた木々に、名札を添えることに。木の名前を教わりながら札を刺し終えたら、以前作ったファイアピットに初めての火入れを行うことに。赤々と燃えるたき火を眺めつつ、投稿者さんは「最高の場所に仕上がった」とこれまでを振り返ります。
廃墟と化していたこの場所に巡り合ってから2年ほど。投稿者さんは寂しく荒れ果てたこの場所を「何とかして皆が集まれるいい場所にしたい」という気持ちを抑えきれず、見切り発車で始めた挑戦だった。全くの未経験から多くの人たちに支えられ、助言をもらいながら、想定を超えるすてきな場所に生まれ変わったと語ります。
いずれ「みなさんと交流できる場所になったら」という思いもありつつ、今回の作業で一期目の工事は完了したとのこと。これからもどんどん整備を進め、この場所を“さらなる天国”にしていきたいと意気込む投稿者さんなのでした。
動画には、「やばいくらい楽しそうですね! 私も山購入したら仲間が泊まれるようにして、火を囲み、星を観て、コーヒーを飲んで語るのが夢です」「U字溝は良さそうだなぁ〜今までは間伐した木材で階段を作ってたけど割と早く腐って意味がなくなってたから、マネさせてもらおう!」といったコメントが寄せられていました。
山の廃墟のルームツアーや建て替えの様子などは、YouTubeチャンネル「山の廃墟を天国にする計画」に投稿されています。
画像提供:YouTubeチャンネル「山の廃墟を天国にする計画」