【認知症の父に寛容な医師】食事も服薬も不規則な父。私が注意しても聞かないのに医師には忠実で…老々介護の父と娘【第61話まんが】
2025年4月23日(水)11時0分 婦人公論.jp
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。
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1話から読む
父の自己管理能力低下
前話からの続き。
父は、認知症の進行を抑える薬や血圧を下げる薬など、1日に数種類の薬を毎日朝食後に服用することになっている。
しかし、最近は朝食を食べたり食べなかったり生活リズムが崩れ、自発的に飲む日が急激に減ってしまっていた。
↓↓↓自分で気づいてもらうしかない…
薬を飲ますだけで一苦労
言い合いをしたって、父が薬を飲んでくれるわけではない。だったら自分で気づいてもらうしかない! そう考えた私は……。
↓↓↓必ずお薬は飲みましょうね
父に反発する気持ちを抑え
父の皮肉っぽいジョークに思わず、反発しそうになった。
でも先日会った担当医の寛容な態度を思い出し、父へ言い返すのは思いとどまったのだ。
担当医の包容力には目を見張るものがあったし、尊敬の念を抱かずにはいられないくらいにこやかに接してくれた。減らず口の父にはつい苛立ってしまい、接し方に悩むことも多いが、担当医のような広い心で受け止められたらと思う。
第62話へ続く。
原作はこちら
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