丸亀製麺がTOKIO松岡昌宏さんと共同開発した「トマたまカレーうどん」が復活! ウマすぎる“イタリアン”なカレーうどんを食べてみた
2022年4月23日(土)10時48分 食楽web
復活販売の「トマたまカレーうどん」。ひと口ごはん付きです | 食楽web
おなじみの讃岐うどん専門店『丸亀製麺』が、株式会社TOKIO・松岡昌宏さんと共同開発したうどんがあるのをご存知でしょうか? それが、2021年に期間限定で登場し、大好評を博した「トマたまカレーうどん」。これが2022年4月26日から期間限定で復活販売すると聞き、ひと足先に味わってきました。
なんでも今回は、厳選されたチーズをふんだんに使った「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」も同時に期間限定で新販売されるとのこと。カレーうどんは通常メニューですが、そこにトマト&チーズが加わる…。絶対ウマいやつじゃないか! というわけで、いざその味わいのほどをレポートしていきましょう。
復活した「トマたまカレーうどん」の味わいは?
溶き卵のおかげでスープがうどんによく絡みます
まずは復活した「トマたまカレーうどん」(並・690円)からいただきます。見た目は一般的なカレーうどんとほぼ変わりませんが、聞くところによるとオリジナルのカレーだしにおろししょうが、ニンニク、ごま油、カイエンペッパー、そして生トマトと溶き卵を合わせているとのこと。
スパイシーな香りに背中を押されるようにして、まずはスープをひと口。マイルドでコクのあるカレーの風味が口の中を支配します。うーん、相変わらず美味しい。スパイシーなのに辛さはマイルド。トマトの酸味や甘みもあって、後味もすっきりしています。老若男女、誰にでも愛される味。筆者は学校の給食のカレーを思い出しました。
温泉玉子を入れると辛さが和らぎ、さらにコクと旨みが増幅
続いてうどんをすすります。唇、歯、舌をなめらかにすり抜けていくようなツルツル食感、コシと弾力のある美味しいうどんは健在です。しかし飲み込んだ後に、強めの辛さが追いかけるようにして口いっぱいに広がります。旨みたっぷりですが、けっこうな辛さ。この時点で額に汗がにじんできます。
しかしご安心を。トッピングの温泉玉子を投入し、さらに青ねぎを加えると、旨みと風味が加わるうえ、辛さを抑えることができます。ご存知の通り、丸亀製麺にはいろいろなトッピングが用意されていますが、味変を楽しみつつ辛さをコントロールできるというのが楽しいですね。
4種のチーズでイタリアン風味のカレーうどんに!
「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」
さて、次は「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」(並・790円)へ。約20種のチーズの中から厳選したというゴーダ、レッドチェダー、モッツァレラ、パルメザンが、彩りを豊かにしています。それでもチーズが足りないという人には、新しくトッピングに加わった「追いチー」を追加することもできます。
まずはスープをいただきます。チーズが入っている分、「トマたまカレーうどん」よりもミルキーでまろやかな味わいです。うどんをすすれば、チーズの旨さが舌にとろりとまとわりつくよう。辛さもしっかり感じられ、食べ進めるほどにこれまた汗が噴き出してきます。しかし旨みのある辛さなので、食べ始めると辛かろうが汗が出ようが箸が止まりません。悪魔のような旨辛さです。
トッピングの「追いチー」を投入すると、イタリアンな雰囲気に変化
ここで追いチーを。一気に全部投入して食べてみると、イタリアンな風味に早変わりすると同時に、コクととろみがアップします。もちろん、この旨みたっぷりのスープに天ぷらを浸して食べるのもアリ。筆者はえび天で試してみたのですが、ちょっとシーフードピザのような味わいになって、かなりウマかったです。
追いチーのおかげで味がミルキー&イタリアンテイストに!
どちらのうどんにも、イートイン限定で「ひと口ごはん」が付いてきます。これにカレーうどんのスープをかけると、本格的なアジアンテイストのカレーライスのようになり、これまた最高に美味。これでひとつのメニューとして成立しているのがスゴいと改めて感心しました。
「トマたまカレーうどん」と「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」の販売期間は、4月26日〜6月14日まで。全国の丸亀製麺でぜひその味わいのほどを確かめてみてください。
(取材・文◎松本壮平)