長ネギを『意外な場所』に植えた結果… 「名案すぎ!」「やってみよう」
2025年4月27日(日)17時37分 grape

近年、野菜の価格が高騰し家計に打撃を与えています。
さまざまな料理に重宝する長ネギも、影響を受けている野菜の1つ。安く手に入れるため、家庭菜園に目を向ける人も増えたのではないでしょうか。
しかし、長ネギは多くの土や深さのある場所を必要とするため、家庭菜園で育てるのは難しいとされています。
長ネギの家庭菜園に成功した理由が?
2025年4月26日、ベランダ菜園を趣味にしている、ぽたろう(@HACK1136)さんの投稿に注目が集まりました。
なんでも、あるものをうまく活用することで、長ネギを家庭菜園で育てることに成功したとか!
先述した通り、長ネギは家庭菜園に不向きな野菜です。一体、どのような工夫を施したのでしょうか…。
ぽたろうさんのコメントとともに、「あっ」と驚くアイディアをご覧ください。
「やっぱこの穴はネギを植える用の穴で合っている気がする」

その『穴』とは、コンクリートブロックの空洞!
ぽたろうさんが思い付いたのは、『コンクリートブロックの空洞を鉢に見立てて育てる』というアイディアだったのです。
意外なものに目を向け、本来とは異なる用途に気付く観察力には、驚かされますね。
ぽたろうさんによれば、コンクリートブロックは素材の性質上乾きやすく、水分が不足しがちだといいます。そのため、こまめな水やりを心掛けているそうですよ。
ぽたろうさんのアイディアに、感心した人は多い模様。「試してみたい」といった声が多く寄せられています!
・何の迷いもなく、すくすくと育っているね!やってみよう。
・家庭菜園なのに、なんかオシャレでインテリアのように見える。
・ブロックのつなぎ目も使うんかい。名案すぎてすごい!
投稿を見て、「すごい!でも実際どうやって植えているんだろう…」と疑問に思った人もいるかもしれません。
grapeは、ぽたろうさんに、コンクリートブロックで長ネギを育てる方法について詳しく聞いてみました。
長ネギをコンクリートブロックで育てるには…
——コンクリートブロックで、長ネギを育てる環境を整える手順について教えてください。
ブロックの下に板などを敷いて土が流れ出ない環境を作った後、ブロックの穴に市販の培養土を入れ、長ネギの苗を植え付けています。
今後は、長ネギの成長に合わせて上からブロックを1段追加して土を注ぎ込み、さらに成長させていく予定です。
——長ネギのほかに、コンクリートブロックでの栽培が適していそうな野菜はありますか。
コンクリートブロックは一般的にpH12〜13程度のアルカリ性の資材です。よって、アルカリ性土壌に強い野菜が適していると考えています。
例えば、葉物野菜だとほうれん草です。ブロックを2段にすれば、根野菜のニンジンやゴボウも楽しめるかと思います。
以前は、カップ麺の空容器を使って長ネギを育てることに成功していた、ぽたろうさん。
今後、長ネギの家庭菜園の可能性をどこまで広げていくのでしょうか…。ぽたろうさんの投稿から、ますます目が離せなくなりますね!
[文・構成/grape編集部]
出典 @HACK1136