神社を丸呑みしそうな〝巨大藤〟に20万人圧倒される 「神々しい」「完全鬼滅じゃねぇか」

2025年5月2日(金)19時30分 Jタウンネット

まるで異世界の入り口のような光景に、多くのXユーザーの目が釘付けになっている。

2025年4月22日、Xユーザーの鯨(@Cisp2)さんが投稿したのは、静かでありつつ迫力たっぷりの1枚。

鳥居を飲み込んでしまいそうな巨大な藤の木に、たくさん花が咲いている。まるでどこか違う世界にでも繋がっていそう......。

鯨さんは、この写真と共にこう呟いている。

「2年に一度しか咲かないちょっと不思議な藤の花がある神社」

いったい、どういうこと......?

Jタウンネット記者は投稿者の鯨さんに話を聞いた。

今年は咲く?

噂の神社は福島県・川俣町にある「羽田春日神社」。鯨さんは2年前、2023年の春にこの場所を訪れた。

たまたま神社の前を通りかかったときに車から写真の光景が見えて、思わず引き返したのだという。

当時を振り返り、鯨さんはこう語る。

「こんな巨大な藤の木を見るのは初めてだったのでかなり感動しましたね」(鯨さん)

鯨さんの投稿に対し、X上では20万件を超える「いいね」(1日夜時点)のほか、こんな反応が寄せられている。

「これは見事ですね」
「うわ〜!すごい綺麗な神社!神々しい!」
「『綺麗』よりも『畏れ』の気持ちが勝つ。藤の花が、まるで『こちらへ』と手招いているよう」
「見事な藤の花」
「こんなにでかい藤の木見たことない 凄いなあ」
「これは見に行きたい」
「完全鬼滅じゃねぇか...」

この神秘的な藤は、いったいどういう存在なのだろう?

Jタウンネット記者は4月30日、羽田春日神社にも話を聞いた。

神社によると、話題の藤は1983年に福島県緑の文化財に指定されたもので、「羽田春日神社の大フジ」と呼ばれている。

樹齢は不明だが、明治の初め頃にはすでに〝老フジ〟として知られていたといわれているそう。

「老木のため咲き方に波はあるのは確かですが、2年に1度に咲くというわけでもごさいません。
栄養状況などが影響していると思いますが、毎年咲いてはおります」(羽田春日神社)

4月30日時点で、去年よりは咲き具合は遅いものの、全体的に咲き始めているとのこと。

「満開になるまでは数日かかると思われます」(羽田春日神社)

ということは、ゴールデンウィーク後半が見頃になりそうだ。

歴史ある巨大老フジ、気になる方は福島に足を運んでみては。

Jタウンネット

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