本当にあった「最恐エクソシズム5選」 “悪魔が憑いた少女”の戦慄映像も

2022年10月11日(火)17時0分 tocana

 憑りついた悪霊を追い払うエクソシズムの儀式では、時には衝撃的な光景が繰り広げられていたことが記録に残されている。映画『エクソシスト』さながらの恐怖と戦慄のエクソシズムの儀式が5つ報告されているのだ。


■ゴットリービン・ディトゥス: 1842年

 エクソシスト、ゴットリービン・ディトゥスが1842年に行った悪魔祓いは最も恐ろしいエクソシズム事例の1つとなった。


 28歳のドイツ人女性が、自分の家に幽霊が出るようになり、自身も時折トランス状態になると説明してゴットリービン・ディトゥスの悪魔祓いを受けることになった。


 ディトゥスは憑いている悪魔を体外に出すために彼女を嘔吐させることにし、吐き気を催させた。エクソシストの祈祷で彼女は吐いたのだが、不気味なことにその嘔吐物にはガラス、爪、血が混ざったものであったのだ。


■クララ・ゲルマナ・セレ:1906年

 南アフリカ出身の少女、クララ・セレ(当時16歳)は、「悪魔と契約を交わしているのを耳にした」後、常軌を逸した行動をとりはじめたと言われている。


 彼女の行動は奇妙になり、叫び声を上げて服を引き裂きはじめ、「超人的な力」を発揮したと証言する目撃者もいた。


 1906年から1907年にかけてクララは何度も聖水で悪魔祓いを受けたのだが、彼女の「皮膚が焼けた」と当時の「リーダーズ・ダイジェスト」誌は報告している。


 そして170人の目撃者の前で、彼女の身体が浮揚し、「不快な臭い」が彼女の身体から放出されたことが記録に残されている。


ローランド・ドウ:1949年

 この物語は映画『エクソシスト』の題材になったもので、13歳の少年、ローランド・ドウ(仮名)が叔母の死後、超人的な力を発揮して何度も暴れるようになった。


 そして1949年にセントルイスでドウは「セントルイスの悪魔祓い」として知られる1週間にわたる悪魔祓いを受けたのだ。


 何度も何度も狂気の叫び声を上げた後、彼は身も凍るような冷静な声で「彼はいなくなった」と口にしたことが記録に残されている。


 悪魔祓いを執り行ったエクソシストはこの時「奇跡」が起きたのだと話している。


■ジーナ:1990年

 フロリダ出身でニューヨーク在住の少女、ジーナはメンタルに不調を抱え施設に入っていたのだが、1990年にニューヨーク大司教、ジョン・オコナー枢機卿、およびバチカンの権限で、ジェームズ・レバー牧師によって悪魔祓いを受けていたことがその翌年になって公表された。


 この恐ろしい悪魔祓いの模様はビデオに収録されており、その28分間の映像が1991年にABCネットワークで放映された。



 椅子に拘束されたジーナは意味の分からない言葉を吐きながら吠え、エクソシストは彼女の顔に十字架を押し付けて祈祷した。そして神父は「あなたは痛みが欲しいですか? 私はあなたに痛みを与えます」とジーナに語りかけたのだ。


 するとジーナは本当に痛みに襲われているかのような苦悶の表情を浮かべて身を捩って激しく悶絶したのである。


 この放送は不評で「Newsweek」誌は「きつく拘束された少女の不当な苦痛にすぎない」と言及して酷評した。



■ローラ:2015年

 22歳のローラはアルゼンチンでマヌエル・アクーナ司教による悪魔祓いを受けた。そこでローラは身も凍るような出来事に直面し激しい反応を見せたのである。


 彼女は身もだえして叫び、頭を叩き、悶絶しながら声の限りに悪態の限りを口にしたのだ。


 その後に司教が十字架をローラに押し当てて祈祷すると、憑いていた悪魔は納得して彼女のもとを去ったといわれている。


 このような衝撃的な悪魔祓いの儀式がこれまでに報告されているが、記録に残されていなかったり、公表されていないエクソシズムの惨劇もまだそれなりにありそうだ。そしてこれからもまた阿鼻叫喚の悪魔祓いの儀式が繰り返されることになるのだろうか。


参考:「Daily Star」ほか

tocana

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