“ゴルフ天才少女”須藤弥勒 世界記録を出した思い出の地でトップ通過 ダブルス戦で圧倒!2位に4打差
2025年5月6日(火)6時0分 スポーツニッポン
史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒(13=ゴルフ5/太陽自動車)が2日、茨城最強ダブルス選手権(古河Gリンクス、7216ヤード)の予選に出場した。強風と豪雨の中、パートナーで茨城県アマチャンピオンの鈴木清隆氏(40=志村大宮病院)とともに7バーディー、ボギーなしの65をマークし、2位に4打差と圧倒しトップ通過を果たした。
試合後、弥勒は「風と雨がすごく、スコットランドを思い出しながら頑張りました」、とずぶ濡れの状態でも笑顔で振り返った。
弥勒は7歳6ヶ月の時に同コースで行われた日本パブリック選手権予選に出場。「89」で回り、非公式ながらリディア・コが7歳の時に公式戦でマークした「98」のスコアを上回り、世界記録を樹立した。
7歳の時から弥勒のコーチを務める、今回パートナーを組んだ鈴木氏は「幼い頃から見てきた教え子とダブルスを組み、こうやって好成績を出せて感無量です。弥勒は将来、絶対に日本を代表するゴルファーになります」と愛弟子の成長に目を細めた。
茨城最強ダブルスの予選会は茨城県のゴルフ場10会場で開催。決勝は優勝賞金20万をかけて、7月9日にサニーフィールドで行われる。